『仲間はずれ』で人は殺せる。いじめがなくならない理由。

僕は『いじめ』られてました。

いじめはゼロにはならないと考えています。
大切なのは虐められている人をフォローする体制だと思います。
それさえ整っていれば自ら命を断つことも少しはなくなるのではないかと考えるのです。

実際に体験したことを元に心境の変化や『いじめ』を受けている人にどんな手を差し伸べたら良いのか。

また、今悩んでいる方もこれを見て話を聞いて欲しいのなら連絡ください。
何か少しでも力になれたら嬉しいです。

なぜ『いじめ』られるのか?

「いじめ」は本人のクセなど気が付きにくいところが原因になっていることが多いです。
私の場合は「人懐っこい」が「付きまとう」ととらえられて半年ほど仲間外れ&無視され続けました。

『いじめ』受けた子供のその後どうなるのか?

いじめを受けた人の特徴として
・自分の意見を言わない
・意思があまり感じられない
・頼めばなんでもやってくれる
などがあげられると考えています。

これは「いじめ」を受けたことによって
『もう嫌われたくない!」と自然に考えてしまい対人へのコミュニケーションをストップしてしまいます。
平たく言えばイエスマンになってしまいます。
最悪の場合「引きこもる」行為によって家族へのコミュニケーションも遮断してしまうこともあると思います。

ここから抜け出すためには相当意識して行動する必要があります。
私は自分の意思や意見が他人に言えるようになるまで10年以上かかりました。
今でも「発言する」という行為はハードルが高くこわいものです。

『いじめ』を受けたらどうすればいいのか?

一番いい方法はコミュニティを抜けるということです。
できるなら逃げることが一番です。可能でならすぐ逃げましょう!
私は耐え抜くことで強い精神力を手に入れることができますが、デメリットの方が圧倒的に多いです。

具体的に何をすればいいの?と気になる方のために
学校というシチュエーションで「いじめ」を受けた設定で説明します。

学校で「いじめ」を受けた場合大きく3つの方法があると考えています。
①クラスを変えてもらえるように先生にお願いしてみる
②自ら孤立して孤高に生きていく
③転校する or 自宅で生活を送る

①は他のクラスにも自分のことを『いじめ』ている人がいる場合は無理ですし、学期の途中でクラスを変えてもらうのは厳しいかもしれませんが相談するのはタダなので聞いてみましょう。

②はかなり勇気が必要です。
私場合状況が特殊で1クラスしかありませんでした、なので孤高になることを選びましたが、楽しみが一切なくなるのとどれだけ孤独になろうとしても攻撃を仕掛けてくるので相当の精神力が必要です。

③は学校の理解と親の理解が必要です。
可能であれば早い段階で決断できるといいでしょう。
「いじめ」を受け続けることはその後の人生においてトラウマとなって自分の行動を悪い方向に抑制させてしまうことがあるからです。

今の時代だと他にも方法があるかもしれません。
地域によっても異なるかもしれませんので教育委員会などに問い合わせるのもいいでしょう。

そんなの気にするな!ほっとけばいい!は戯言。

「そんなの気にするな!」や「ほっとけばいい」なんて言葉をかけてくる人は全くもってわかっていないと言わざるおえません。
この言葉を使う人の大体は
『いじめ』や誹謗中傷を受けたことがない人
だと思います。

一度でも『いじめ』を体験した人であれば安易にその言葉は使わないと考えているからです。
それはこの言葉ほど「いじめ」を受けている人に対して使うには何の意味をもたないからです。

「そんなの気にするな!」や「ほっとけばいい」そのような気持ちだけの問題でどうにかなる問題ではないからです。

もし何かしてあげたいのなら
・何が辛いのか?
・どうしたいのか?
まずは話の聞き手になってあげることをおすすめします。
勘違いして欲しくないのはそれが絶対の方法ではありません。
状況やその人の性格などで対応方法は様々、それほど『いじめ』の問題は難しいものだと思います。

まとめ:いじめを受けている方に伝えたいこと

「いじめ」を受けている期間は自分の価値を見失い、否定することが多いと思います。
実際私もそうでした。
毎日車に引かれて入院できないかなどこの場からどこかに逃れたくてしかたなかったです。

考える余裕がなくなっているのはわかっています。
しかし、一度客観的に考えて今いる環境は自分の価値を否定してまでい続けないといけない場所なのかを考えて欲しいです。

もっとあなたにふさわしい、あなたのことを必要としてくれる人たちがいる場所があるはずです。
辛い時は逃げて、危ない時は隠れたって何も恥ずかしくないです。
むしろ人の生存本能として当然だと思います。

その場所を離れる勇気が持てるように私は願っています。

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