2020年春の種まき【3月上旬】

いよいよ種まきがスタートします。固定種という種を初めて蒔くので、どれくらいの発芽率になるのか、記録に残していこうと思います。ちなみに森と畑の子どもキッチンでつかうこの畑は「固定種」のみを育てる予定です。

どうして固定種にこだわるのか。

ひとつは野菜を売って利益を出すための畑ではなく、子ども達の学び場としての畑だからです。ですから「野菜がたくさん実る（収穫できる）」ということは目的にしていません。現在の日本では「収穫できること」と「本当に安全であること」「本当においしいこと」は、むしろ真逆にあるのでは、と思っています。ですからこの畑は「本物」を体感できる場にしたいと思っています。

本当の安全については「タネが危ない」という本を書かれた野口種苗の野口さんのインタビューがとても参考になると思います。わたしは何度も読み返しています。やはり男の子2人の母親なので、タネの問題は氣になります。