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長男と次男がバドミントンをはじめまして。28(全国大会編)

5月の末に行われた予選から2ヶ月たった7月28日。
京都で行われる全国大会のために出発しました。


Aチームとの2ヶ月間

全国大会までの2ヶ月間は
Aチームに加わって練習をしてきました。
すごくハードだったことと思います。

小3年生の次男は
途中、氣持ちがついていけなくなったのか
「行きたくない」と言う時期がありました。

やっぱりAチームは
関東大会出場、全国大会出場、といった経験者や
ナショナルチーム所属といった子もいますから

練習に対する集中力もすごいんですよね。

そんな子たち相手に
練習とはいえなかなか勝てないし
ラリーも続かないとなれば
「つまんない」となるのは仕方ないと思います。

それでも
全国大会へ出る前の練習ですから
Aチーム相手に練習しなきゃね。

そういったことにもだんだん慣れたのか
最後の1ヶ月くらいは行きたくないとは言わなくなりました。

長男は逆に
強い子たちとできるのが嬉しかったみたいで
嬉々と通っていました。

そして環境として変えたのは
21時に練習が終わるので
お弁当を届けるようになったこと。

あまりの疲れに帰りに寝ちゃうからw
食べないで寝る、ということが続いてしまったので
帰りの車の中で食べて
帰ってきて風呂入って寝る、という生活でした。

宿題?
長男は朝やってましたね。
次男は・・・学校でやっていました(笑)


10年ぶりの出場

今回のチームは、5年生3人、4年生1人、3年生4人、2年生1人。
6年生不在のチームです。

団体戦は
6年生、5年生、4年生 シングルス
6年生、5年生 ダブルス
7名で戦います。

6年生枠に5年生以下が出場可能ですが
4年生枠に5年生以上は出場不可

そうなってくると
コーチ・監督の頭脳戦でもあります。


後ろから見たらちっこくて
「ほんとに全国でるんかい!」って思わずつっこんだよw


初日の練習の時
監督が
「まさか今年は連れてきてもらえると思わなかったなー」
とこぼしていました。

チームとして男子はそもそも人数がなかなか揃わなかったんですよね。
(実際全国大会枠があっても人数が揃わず出場できない県もあります)

それに6年生不在で勝つというのは本当にすごいこと。

さらにチームとして
女子は常連だったところ
今年は予選で負けてしまったのもあって

監督としては
半ば諦めていたところもあったんじゃないかと思います。

それが
6年生不在
しかもチームの半数がバドミントンはじめて1年程度の子たちで。

「まさかねー」と思ったのは
監督だけでなく
コーチや保護者も同様でした。

まずは神頼み!(笑)

しかも
初日練習を見てたら
まーー、見事にバラバラ笑

男子なのもあるかもしれませんが
体操にしたって
ラリーにしたって
まとまりのないこと!

試合慣れしているAチームメンバーと
大きな大会に慣れていないBチームメンバーの差も歴然。

笑っちゃうくらいバラバラでした。

でもさすが監督で
初日練習から
氣持ちが上がる練習をさせていたようで
終始子どもたちは楽しそうに練習をしていました。
氣持ちも体もほぐれた様子。

それでも
ずっと新幹線に乗っていたので
足が動かない、というのは長男は感じていたみたい。
ホテルに帰ってから一緒に銭湯へ行き
マッサージ。


2回戦

シードだったので2回戦からのスタート。

アップを始めた途端
「足が痛い」と言い出した次男。

え?
今までそんなこと言ったことないじゃん?

「男子は直前に熱出したり、怪我したり、するんだよー」という監督の予言通りというか・・・

会場の雰囲氣にのまれたねぇ・・・・

そんなわけで
次男は控えに回りました。

長男は6年生シングルス。
相手はナショナルチーム所属の子。
コテンパにやられたそうです。

これって決して長男に力があるからぶつけたのではなくて
戦略としてそこに入った、ということ。

あ、「やられたそうです」というのは
出場選手1人に対して保護者1名の入場が許されており
次男が控えだったので
わたしは外で待機でした。

まー、試合を見れないというのは
氣が氣じゃないですね。
勝つって信じていてもね。

そして勝って出てきた子ども達に
監督が
「試合中大きな声で笑ってるやつがいただろう。試合している仲間が集中できないからダメだ」
と注意。

・・・もしや・・・次男じゃなかろうか・・・

本人に尋ねると、予感的中。

足が痛かったから選ばれなかった
というよりも
そういう態度なんですよ。

ほんと、次男は態度で損している。。。泣

思ったことが
口からすぐ出ちゃうし
感情が態度にすぐ出ちゃう。

それって決して悪いことじゃないと思っているんだけど
スポーツ選手としての態度っていうのも
やっぱりあるじゃないですか。

小学3年生で、と思われるかもしれないけど
それでも理解して行動しないと。

監督の言うこと聞く、ということではなくて
スポーツ選手ってどういう在り方なのか
理解して行動にうつせるようになってほしいと思っています。

次男はさておき
2回戦、チームとしては勝利し
京都に残れることになりました!

それにしても
この頃から
ごはんが、、、もう、、、
恋しい極まりなく。

さすがにフラストレーションたまっていたようで
この日は
食べたいもの食べていいよ!と
外食へ。

ご当地ものはテンション上がるよね⤴︎

3回戦

シードとはいえ
1回勝ったことでベスト16。
次勝てばベスト8。
相手はうちと実力トントン。
いつも通りなら勝てるんじゃないか、という相手でした。

そんな相手に
なんと!
6年生ダブルスにぶつけたオーダーは
嶋田兄弟!!!!

兄弟ダブルスを
公式戦で見る日がくるとは・・・・・!!!!

相手は5年生同士のペア。

18ー21
16ー21

で負けましたが
めちゃくちゃいい試合しました。

本当に
すごくよかった。

即席に近いペアだったから
(練習でも1回も組んだことない)
エンジンかかるまで時間かかっちゃったのと

なぜか次男
兄相手だと遠慮が出る(笑)

逆に確実に決めたい氣持ちが
思い切りのよさを引っ込めちゃったのかもしれません。

途中から
ふたりでハイタッチするようなシーンも出てきて
(コロナで一時期ハイタッチ禁止になったのw)

声かけあったり
激励しあったり

なんか
すごくよかった。
空氣がよかった。

母さんは
まだまだなふたりのこれからの可能性を
すごく感じました。

2人でバドミントンやってて本当によかったねと
これから先
ふたりで支え合い称え合い切磋琢磨し合う姿が目に浮かびました。

チームとしては
2ー3で負けてしまい
ここで私たちチームの全国大会への挑戦も終了。

「6年生不在でベスト16は立派。
来年は埼玉でベスト2の方が大変だぞ。
今日から来年のための練習がはじまるからな」と監督。

子ども達にも
その重みは伝わっていることでしょう。
特に来年6年生の3人にはね。


試合終わってからホテルへ帰り
子ども達は夫とアイスを食べに行きましたが

わたしはなんとなく切り替えられなくて
ひとり残り・・・
それからじわじわと悔しさがこみ上げてひとり泣きました。

悔しかったーーー!
勝たせてあげたかった!
勝てた!!!!

そのタイミングで
チームメイトのお母さんからLINEが。

男子がんばったね!
残念だったけど兄弟ペアの頑張りに感動したよ。
いい経験できたね!

わーん!!!!
ありがとう!!!
今頃になって泣けてきたー
兄弟でよくここまできたな
とも思うし
兄弟ペアだったからこそ
勝ちたかった
とも思うし。

あーーん!!
悔しいーーーーー!!

うん、うん!!わかる。
勝利がそこまで近づいていたから尚更だよね。
兄弟愛を感じたよ。
自主練で喧嘩しながらやってたのを思い出し
今日は成長を感じられて嬉しかった!
みんな凄い成長だね。

ありがとう。
ハイタッチしてるのを見て
母ちゃんは感動しましたーー泣

私もーーー涙



実は実況配信されていて
第7コートの試合が流されていたようです。

埼玉にいるみんなにも情報として届き
テレビの前、iPhoneの前で
リアルタイムで見てくれていた様子。

「兄弟ペア」は
みんなにとっても意外で
帰ってからもすごく声をかけて頂きました。

嶋田ブラザーズ
愛されているなぁ・・・
有難いの一言です。

だからこそ
次は絶対勝つぞ!!!!!

嶋田兄弟ペア、またありそうな氣がするもん!!


保護者の繋がり

宿に帰り
近くのベンチで
保護者も子どもも
食べたり飲んだり。

数時間、語り合いました。(数”時間”笑)

子ども達もすっかりなじみあって
あー、チームになったなぁと感無量。

今ってなかなか飲みに行くっていうのができなくて
こういう機会ほんと貴重だよね。
しかもAの保護者とBの保護者って
交わることあまりないし。

感染の影響で
辞退しているチームがいくつもあったから
明日は我が身、みたいな緊張感もあったりして。

試合が終わったから
やっとみんなで
ベラベラしゃべったり、飲んだり食べたりできました。

そして!
通りすがりの監督まで混ざって!!
びっくり!

遠征っていいね。


若葉カップに来られたのは
子ども達と保護者の頑張りのおかげです。
「強くなりたい」と思う子どもや保護者は、たくさんいます。
しかし、本気になってジュニアの練習に通わせたり
遠い練習会に参加させたりするのは、保護者です。
たかがバドミントンですが、本気になった家族だけが味わえる楽しさがあります。
「来年も長岡京に連れてきてください」というのは私の方です。

監督から私たち保護者へのメッセージ。
泣ける・・・・

たった1年でここまできた我が家。

それは親が本氣だった証でもある。

熱すぎてもダメだけど
ぬるくてももちろんダメなんだよ。

熾火にフーフーし続ける、それくらいの役割でありたいと思う。


そして嶋田家の場合
兄弟個性が全く違うから。

連帯感は育てたいけど
まるっと一緒の寄り添いはできないししない。

正直
私自身の仕事量と
子どもたちのメンタルケアと食生活のケア
やりきれん!!!!
と思うことは多々あります。

それでも
親の本氣が
彼らの本氣に影響するなら
やってやろうじゃないの。できるところ最大値まで!



京都から18:00ころ所沢に到着し
そのまま練習へ向かったブラザーズ。

みんなが温かく「おかえり」と迎えてくれ
「おつかれ」と声をかけてもらったようです。

わたしも
早めに迎えに行き
保護者や子ども達にお礼参り。


団体戦の良さって
行ってない人も含めた
チームみんなで戦ってることだなと

全国レベルのチームに所属しながら
チームプレイの良さを味わってこなかったわたしは

子ども達のおかげで
本当の「チームで戦う」という幸せを
もう一度感じさせてもらっています。


来年も行くぞ、必ず。



▼昨年からの兄弟バドミントン記録マガジンです▼




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