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夏野菜の進捗と固定種の特性について

今日は2020年6月20日。一粒万倍日とさらに天赦日が重なるという吉日。近年吉日といえばだいたい畑や野菜や羽釜に関連している私です。さて今日はというと、これから新しくスタートする畑に堆肥を入れに行ってきました!

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お借りする方がトラクター持っていて、丁度タイミングよく「やってやるわ〜」って!やった!ラッキー!!
19m×8mを耕運機でやろうとしていたんだけど、あっ!という間に終えることができたーーーー!感謝深謝でございます!!!


堆肥について

ということで今日は馬糞堆肥を入れました。
まず堆肥には色々あって、農業で使われているのは鶏糞、豚糞が多いのですが、私は馬糞堆肥を勧められて使っています。これは特に競走馬の場合、食べているものがアスリート並みに管理されているものだから。さらに馬糞堆肥にも色々あって今回使用したのは<窒素1.6% リン酸1.6% カリウム3.6%>とカリウムの数値の高いものを選びました。(お値段もお高めww)

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野菜に必要な三大栄養素

窒素(N)は「葉肥え」
植物の体を作るタンパク質や光合成をする葉緑素の元。遺伝情報を継承にも必要。

リン酸(P)は「実肥え」「花肥え」
特に子孫を残すために大切になる実や花が育つのに必要

カリウム(K)は「根肥え」
植物は根にカリウムを溜め込むことによって水分を吸収している。カリウムが不足すると寒さや病害虫に弱い野菜になりやすい。

良質の飼料のみで飼育された競走馬の馬糞と稲わらのみで作られた今回の堆肥は土壌改良剤として使用することにしました。なので年1回のみです。この後、畝を立てるときに元肥と石灰を入れます。


自然栽培、無肥料栽培へ挑戦しないの?

本来ならば、自然栽培や無肥料栽培に挑戦したいところですが、まだまだ土壌改良が必要な環境にあります。雑草がぼうぼうに生えていて数年手付かず、くらいの畑だったら即、雑草を生かしての自然栽培や、糠などを利用した無肥料栽培へ切り替えることができるのでしょうが、いやはや。道のりは長い。大切なのは「良い野菜を作ること」。この「良い」とは、固定種である以上、子孫を残すことのできる野菜であることです。実が成らないでは本末転倒だからね。

そんな時、トウモロコシの様子が今年は危ないという話を聞きました。

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