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別所英和

いよいよコンピレーション参加アーティストの紹介は最後になります。
今回はコンピの最後に収録されている「別所英和」について。

彼との付き合いは長い。
別所くんは昨年3月に解散した「完全にノンフィクション」というバンドでVo.&Gt.として活動していた。
前身バンド「Atom.」から数えると15年間活動していたそのバンドは本当に紆余曲折を経ていたバンドだった。
3ピースで大阪を中心に活動していた初期、別所くんを中心とした「バンドプロジェクト」としてライブやその場所によってメンバーが変わるといった活動で日本全国や台湾などを駆け回っていた中期、そして改めて固定メンバーの3ピースバンドとして解散まで力いっぱい駆け抜けた後期。
Atom.の時代に神戸VARIT.のブッカーとして出会った俺はその時期ごとに遠くから近くから、あるときはイベントの主催者として迎え入れ、あるときはライブハウスの人間としてバンドの主催イベントに関わり、あるときはただの酔客として客席で踊ったりして、などという感じで長く活動に関われた。
思えばそういう風に長く付き合っている人はそこまで多くない。
結局そういう人とは呑み友達みたいになってしまうのだが(笑)だからこそ話せた話もあるし、実現できた計画もあった。
別所くんもまたヒカリノミナモトのキーパーソンであるのだ。

完全にノンフィクションの活動を終えた別所くんはドラマーの16ビートはやおくんと「THE SALARYMEN」を始めている。
スラップギターとドラムという最小編成によるインストゥルメンタル・デュオ。
今は短いジングルとして使える素材を無料提供しており、100曲以上をサイトにあげている。
そんな新しい自己表現の形を模索しつつ、自粛期間中にふとギターを手に取り歌ってみた、という風情の楽曲をTwitterにあげた。
そのTwitterの動画から最終MIXされた音源が今回のコンピに提供された。
そんなスタンスの曲ではあるが、ギターの響きもまとまりのあるメロディーも今の別所くんでしかできないものだと思っている。
コンピレーションの最後を気持ちい余韻で締めてくれる、そんな曲です。

コンピレーション参加アーティストをざっとご紹介してきましたが、そのコンピを入手できるのは11日(土)23:59まで!!
あと2日、お買い逃しの無いように!!


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