『喜ぶこと』がすべて ー人生が豊かになる7つの方法 その7ー
ついにシリーズ最終回です。とうとうここまで来ました。ありがとうございます。皆さんが読んでくださったおかげです。
私にとっては結構すごいことです。なぜなら飽き性なので、こういうことがなかなか続かないからです。いつも少しすれば「あ〜、めんどくさいなぁ〜」と思ってしまい、何もせずそのまま放置することが多い。
しかし、これまで続けられたのは皆さんが読んでくださり、スキを押してくださったからです。心から感謝します。ありがとうございます!
まだこれからも少しずつですが、記事を投稿していくつもりですので、変わらずに読んで、スキを押してもらえれば最高です。
『喜ぶこと』がすべて
『喜び』が道を開く
最後はこの世の中の本質です。これまでその1〜7までいろんなことを書いてきましたが、この最後が無ければ全てが台無しになります。様々な『悟り』がある中で、このことが一番大切です。これこそが最重要になります。
それが『喜ぶ』ということです。
この世の中はいかに『喜ぶ』かが大事で、すべてを集約していると言っても過言ではないと思います。
人は『喜ぶ』ために生きており、決して悲しみや苦しみを味わうために生きているのではありません。以前のその2で書いたように人生では様々なことがあります。嬉しいこと、楽しいこともあれば悲しいことや苦しいこともあり、苦しみや辛さは無くなりません。常に苦しみは存在し、いろんなことが起こるのです。
その中でどのように『喜ぶ』か、いかに『喜べる』かを探すのです。どう考えれば『喜べる』のかを探し出すのです。それが出来るようになれば、人生は大きく変わります。様々なことに『喜ぶ』ことができれば、より豊かに人生を過ごすことができるのです。
喜べば喜ぶほどに人生はより良くなっていきます。人生で起こることは変えられません。いつの時代も天変地異による天災は起こるし、どんな世の中でも人間関係のもつれからいざこざや事件が起きるのです。それは世の中がいくら進んでも変わりません。
人が自分の思いのままに行動をし、その行動が他者を巻き込むことにより、新たな「想い」を発生させます。それが時には相手に苦しみや怒り、哀しみを与えてしまうのです。人が人と関わり生きている以上、これは決して逃れられないし、変わりません。今も昔も同じです。
だからこそ人生は面白く、楽しいのですが、それと同時に苦しみや辛さも同様にあるのです。そのあらゆる事柄に『喜ぶ』点、『喜べる』点を探し、見つけ出すことで道が開いていきます。
『喜び』は『感謝』を生み出す
『喜ぶこと』に他人の気持ちや感情、行動は関係がありません。ただ自分自身の心の中、自分のみが『喜べる』かどうかです。
腹の立つことや嫌なことをされても自分の中では『喜び』に変えていきます。たったこれだけのことで人生が好転し、豊かになっていくのです。どんなに人が羨むほどの生活をしていても、そこに『喜び』が無ければその人生は豊かではありません。
なぜなら『喜び』は『感謝』を生み出すからです。『喜び』があるからこそ、『感謝』が出来るのです。『喜び』も『感謝』も無い人生はまさに地獄を彷徨っているようなものでしょう。
『感謝』は人を最上に幸せにする力を持っています。けれども、『感謝』というのはすごく難しい。難しいから、とても大切なのです。
しかし、『喜ぶこと』というのは誰にでも簡単に出来るようになっています。『感謝』よりもずっと楽に『喜ぶ』方が出来るのです。
例えば、苦手意識のある相手から嫌味を言われた時、人は「怒り」を憶えます。人として当たり前ですが、この「怒り」をそのまま増幅させて恨みや妬みへと変化させると、その相手を見る度に「怒り」を思い出し、「怒り」が倍増して沸き上がり、「いつかどうにか仕返しをしてやろう」と復讐の念を抱くようになります。その最終はその人を殺めてしまうことになるかもしれません。そんなことになってしまえば自分の人生どころか相手の人生も家族をも巻き込んでめちゃくちゃになってしまいます。
しかし「怒り」を増幅させず、「自分がこの怒りを鎮めることで成長できる」と考えて怒りをコントロールしたなら、どうでしょうか。そして、コントロール出来た自分を自分自身が褒めて『喜ぶ』ことをすれば、その相手を見たとしても「怒り」が沸くことは無く、むしろ「自分を成長させてくれてありがとう」と『感謝』できるようになります。しかも『感謝』出来た自分をまた褒めることで、さらに『喜べる』。まさに『喜び』と『感謝』のループ状態です。
相手は何もしていませんし、変わってもいません。自分が「怒り」を出したことも変わりません。ただ違うのは、その後に『喜んだ』かどうかです。自分が心の中で、自分自身のみが『喜ぶこと』をしただけです。たったこれだけで『喜び』と『感謝』が生まれたのです。
起こったことは決して『喜べない』ことです。そこからいきなり『感謝』はとてもじゃありませんが難しい。けれども『喜ぶこと』からすれば、簡単に『感謝』が出来るようになります。まずは『喜び』が先なのです。だから『喜ぶ』方が簡単で楽に出来るようになっています。
『喜び』を探す
1に『喜び』2に『感謝』です。1をすっ飛ばして、いきなり2は出来ません。ちゃんと順番があるのです。
『喜び』と『感謝』は密接に繋がっています。だからこそ、順番があるのです。『喜び』無くして『感謝』はありません。また『感謝』が無ければ『喜び』も無いのです。どちらか一方が出てくれば、もう一方が自然に出てきます。なので、『喜ぶこと』が人生を良くするのです。
どんなことにも何があっても『喜び』を見つけ出す。良い方向へと考えるのです。悪いように考えてはいけません。何か起こった時に、よく「あの行動が悪かった」とか「あれをしなければ」というように悪い方向へと考えることがあります。それが間違っているのです。
行動や起きたこと自体を悪く捉えるのではなく、自分が足りなかった点を反省し、経験や成長と捉え『喜ぶこと』が大事です。その『喜び』は人にとっていい肥料となり、次の新しい芽を出します。それが「成長」できたという証です。
人は成長しなければ豊かになれません。豊かになるためには成長が必要なのです。その栄養素が『喜ぶこと』になります。どんなことがあっても『喜べる』点を探す。どう考えれば『喜べる』のかを見つけ出すのです。
探し求め、見つけ出し『喜ぶこと』が出来た時、人は心から豊かになり、成長していきます。喜べば喜ぶほどにどんどんといい方向へと進んでいき、次から次へと『喜べる』ことが現れて来るのです。
その先は『喜ぶこと』が習慣となり、どんなことにも『喜べる』ようになります。一見喜べないことのように思えたとしても、すぐに『喜べる』点があることに気づくのです。
人生で苦しみや悲しみが無くなるわけではありません。しかし『喜ぶこと』の癖をつければ、それは苦しみや悲しみでは無くなります。ただ『喜ぶ』という心の変化を起こしただけです。
そしてその『喜び』は『感謝』をも連れて来てくれます。『喜び』がいかに凄まじい力を持っているかが分かるでしょう。たった少し『喜べる』ことを探し、見つけ出すだけで人生はより豊かに変わっていくのです。
だからどうすれば『喜べる』か、いかに『喜ぶ』かを考えるのです。そうして『喜ぶこと』の癖をつければ、いつの時代でも何があっても生きていけます。『喜ぶこと』がすべてで、これがこの世の中の本質です。この世は『喜びさがし』なのです。
いかに『喜ぶ』か、それで人生が大きく変わります。さぁ、『喜び』を探してみましょう。あなたの人生がより豊かになるために。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。元々この「人生が豊かになる」シリーズは私が我が子に人生の教訓のようなものを残すために書いたものです。それを再編集して書きました。所々で読みにくい点があったり、上から目線の感じになってしまっている点があることをお詫びいたします。
1つの記事だけでなく1〜7まで全てで一つとなっていますので、出来たら全てをお読みいただけたらと思います。
最後までシリーズを完遂出来たのは、たくさんの方が読んでくださり、スキを押してくださったおかげです。本当にありがとうございました。
これからも様々な記事を書いていくつもりですので、応援のつもりでフォローをしていただけたら幸せです。今後もよろしくお願いします。
ありがとうございました。
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