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10歳トイプードルの健康診断結果|シニア犬日記#7
4月にめいこを健康診断へ連れて行った。めいこも10歳になり、立派なシニア犬。まだまだ元気だけれど、少しずつ老いを感じることも増えたので、毎年健康診断を受けることにしている。
検査項目は、採血とレントゲン、触診など。まずは先生がめいこの体を触りながらチェックしていく。緊張気味のめいこは、私に抱っこしてもらおうとぐいぐい体を近づけてくる。大丈夫だよ、と声をかけながら、少しでも安心できるように体をさする。
「目力あり、口の中も問題なし、足の可動域問題なし、乳腺腫瘍なし……」先生は声に出しながらスムーズに診察してくれた。採血とレントゲンも無事に終了。めいこもよく頑張ってくれた。
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一か月後、採血やレントゲンの詳細な結果を聞くために、私ひとりで病院へ向かった。異常がないか、少しだけ心配な気持ちもあった。
まずは採血結果から説明してもらう。栄養状態、コレステロール、肝機能、白血球の値など、どれも特に大きな問題はなし。ほっとした。
問題はレントゲンだ。昨年のレントゲンですでに分かっていたことだけど、めいこは背中に変形性関節症を持っている。今回もそれを指摘された。
レントゲンを見ると、背中の骨の一部が厚くなっているのがわかる。変形性関節症は、関節が摩擦により変形し、痛みや動きづらさを引き起こすもの。シニアになると発症率は高くなり、そんなに珍しい疾患ではないらしい。
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今のところ痛そうなそぶりはないけれど、だいぶ進行していると先生は言う。治ることはないので少しずつ進行し、いずれ痛みや動きにくさが出てくるとのことだった。
治療として、関節注射やサプリメントを勧められた。治すことはできなくても、少しでも進行を遅らせる効果は期待できるとのこと。
痛みについては、私たちからはわからないことも多い。言葉で教えてもらうことはできないので、ささいな変化に気づく必要がある。一見痛そうな様子はないけれど、もしかしたら痛みを感じているかもしれない。
めいこには、できるだけ長く「歩くこと」を楽しんでほしいと思っている。散歩が大好きだから、その楽しみができるだけ長く続くように。
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家に帰って夫と相談し、月に一回の注射をすることにした。サプリメントは小粒でめいこが食べやすい、市販のものをあげてみることに。
今回健康診断をしていただいた動物病院の先生は、「わんちゃんの平均寿命は13年、めいちゃんにとってはあと3年くらいです」と病院へ行くたびに寿命について話す。それを聞くたび少し悲しい気持ちになり、「わかってる、毎回言わなくても……。」と思っていたけれど、人間がそのくらい自覚を持つことも必要なのかもしれない。
いつまでも元気でずっと一緒にいられると思わず、飼い主が犬の老いに寄り添ってサポートしていくことが、きっと大切なのだ。
これから毎月の通院が始まるけれど、これからもめいこの健康を支えていきたいと改めてつよく思った。
めいこは散歩が好き。わたしはめいこと散歩する時間が大好き。幸せな時間が、できるだけ長く続きますように。
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