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コーヒー文化の啓蒙活動と言えば格好良いけど、つまり。。。

私が本格的に

移動販売車でコーヒー屋をする前に

活動していた時の話の一つ。



愛知県に住む私は

知多半島と言われる

自然環境に恵まれた土地に居を構えてます。


しかし当時の愛知県はマルシェとか、

イベントらしいイベントはほとんどなく、

他県のイベントに足を運んだり、

自宅でコーヒーの淹れ方の教室を

友人のアクセサリー作家さんと開催したり、

コーヒー屋さんになるために、コツコツと小さなワークショップをしていました。

時には私の師匠に出会うきっかけをくれた雑貨屋さんや個人でのワークショップのオファーを受ける事もあり、

少しずつ活動の幅を広げていく中で、

アメブロから知り合った友人から

「焙煎士交流会」という

様々な形でコーヒーの焙煎や

コーヒーにまつわる人たちの

仲間に入れてもらいました。

(単なる愛好家やこれからお店を開く人、などです)

私はまだコーヒーの焙煎なるものを

学ぶ最中でしたが、

この時の知識や交流が今の活動の土台になっています。

(今では、あの有名なコーヒー屋さんも!いた。というくらい凄い会でした。)


ある時、参加者の皆さんと自己紹介をした折に、

この会に声をかけてくれた友人が、

「私はコーヒー文化の啓蒙活動をしています」

と自己紹介していました。

その言葉を聞いた時、

コーヒーがほとんど飲めない私が

いっけん矛盾しているかのような

活動が、

「コーヒー文化の啓蒙活動」

という言葉を含むと、

なんだか含蓄を含んだ 

とても良い響きに聞こえて、

私もこれから自己紹介をする時には

「コーヒー文化の啓蒙活動」

という、イメージ先行型の

今思えば、

「かっこつけすぎやん!」

と、つっこまれても言い返せない

まだまだコーヒーの知識の

上っ面だけで勝負しようとしていました。



しかしその反面、

そんな取り立ててコーヒーが好きという

だけでない私だからこそ

コーヒーに興味関心が無い人も

コーヒーを飲んでみようかな?と

いう人たちの裾野を拡げる事は

出来るんじゃないかな、と

密かに自信はありました。












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