Hikari

急に思い立って小説を書きたくなりました。素人ですので、表現や言葉への指摘は随時受け付け…

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急に思い立って小説を書きたくなりました。素人ですので、表現や言葉への指摘は随時受け付けます。感想やご指摘をコメントして頂けるととても励みになります。どうか温かい目で見守って頂けると幸いです。

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最近の記事

思い出〜第2章 光凛 vol.1〜

「こんにちは!」  都内某所のオフィスビルの中の大学受験対策を専門とする大手予備校の入口に、そう元気よく挨拶をする一人の少女の姿があった。童顔で少し高く個性的な声を持つとても小柄なこの少女は、高校生かどうかさえ怪しいほどに幼く見える。この光景を見たら誰もが少女のことをこの予備校の生徒だと思うに違いない。しかし、挨拶を終えた少女は小走りするかのような軽快な足取りで、受付裏へと回りスタッフルームの扉の前に立ち止まる。トトトンと扉を3回叩いた少女は、そのまま中へ吸い込まれて行

    • 思い出〜第1章 記憶〜

      「今日も一日終わっちゃうね」  マグカップにデザインされたお気に入りのキャラクターに向かって語りかけるように彼女は呟く。寝付きの悪い彼女はお風呂上がりに蜂蜜のたっぷり入ったホットミルクを飲むのが習慣だ。お気に入りのマグで飲む甘すぎるホットミルクとともに物思いに耽けるこの時間を彼女はとても大切にしている。  いつものようにホットミルクをすすりながらぼんやりと過ごしていると、マグに添わせた左手が視界に入った。その薬指には指輪が嵌められていた。彼女はマグから左手を離し、そのま

      • 思い出〜あらすじ〜

        みなさん、こんばんは 以下が、私がこれから書こうと思っている小説のあらすじです。 完全に素人ですので、表現や言葉への指摘は随時受け付けます。 温かく見守って頂ければ幸いです。 この小説は山岸光凛(やまぎしひかり)という一人の女性の人生観を描く物語。 結婚式を翌日に控えた光凛は些細なことをきっかけに心の中に封印したはずの記憶を呼び覚ます。苦しくて切なくてそれでも大切なその記憶。消し去りたい記憶でもあり消えてしまうのが怖い記憶でもあるその記憶。光凛の人生に大きな影響を与

        • 小説を書きたくなりました

          正直に言います。 私は文章を書くのは得意ではありません。決して得意ではないけれど、好きなんです。 文章を書くのが好き というよりは 文章を書いている時の自分が好き という方が正しい気がします。 自分で言うのもどうかと思うけど、私はとても感受性が豊かで他者からの影響を受けやすい。特に負の感情に共鳴しやすい傾向にある。そのため、思考やメンタルがブレやすい。 そんな自分が嫌いです。 でも、文章を書いていると感情や思考が、糸がほどけるかのように解れていく。パズルのピースがそ

        思い出〜第2章 光凛 vol.1〜

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