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宇宙童話 双子星からきた少年 Ⅵ



★◯肉体◯★


 たましいが肉体に入る理由はいろいろ。

 どの星に住む肉体かにもよるしね。


 僕たちの星のたましいは《創造》と《愛のエネルギーの使い手になるため》に肉体に入るたましいがくるんだ。


 僕たちの星は地球よりもエネルギーが一定なんだ。それぞれがちがう学びをするというよりも、この学びをするためにはこの星がいいなと思ってくるたましいがほとんど。


地球よりも専門的な感じかな。


だから、みんな気持ちが一つにまとまっている。《愛のエネルギーの使い手》としてさらに成長していくためにここにきているんだ。


そのために肉体に入る。



 僕の故郷は、ほとんどの存在がもう肉体を持っていないんだ。


 もちろん肉体に入ることもできる。でも、卒業した魂が多いからあまり選択する存在はいないんだ。

てもね、感情レベルでは君たちの星にあるものも少しは経験できるんだ。

例えばね、悲しんでいる魂がいれば共有することもできる。

ただ、悲しい気持ちを選択する魂は地球よりもうんと少ない。


 なぜかって?


 肉体を持っている時にたくさん経験したから、もうその感情から解放されていくんだ。

 悲しむってことが自分にもまわりにもどのような影響を与えるのかを知ったから。

 

 感情から解放された存在は、悲しい気持ちを持っている魂がいると、その感情を分かち合い《愛のエネルギーに変容》するんだ。


 皆がハッピーになれるように祈りながら。


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★◯豊かな星◯★


 君たちの星はいろいろな種類のエネルギーが行き交っているみたいだね。


それだけたくさんの種類の経験ができるともいえる。


生命体も多いから、様々なたましいと交流ができるね。それはとても貴重なんだよ。


一定のエネルギーだと、そのエネルギーに合うたましいでないとそこには存在できないからね。


だからとても豊かなんだ。地球っていう星は。


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僕たちが夢中になる理由もそこにある。



 たくさんの経験ができる場所

 たくさんの星の存在と出会える場所

 たくさんの天候や気温を感じられる場所

 たくさんの感情を経験できる場所

 たくさんの生命と共存できる場所

 たくさんの生き方ができる場所



 とにかく、たくさんの経験をそれぞれができるんだ。

 それぞれがちがう形で、それぞれがちがうエネルギーで。


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★◯エネルギーの扱い方◯★


 肉体に入るとエネルギーは重くなるんだよ。

だから、物質世界を体験することが可能になるんだ。


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 たましいだけになるとね、肉体にいる時よりもエネルギーの領域は一定になる。


エネルギーそのものだから。


 肉体にいる時にエネルギーを下げすぎてしまうと、たましいの帰る場所はエネルギーが低いままになる。

だから、何度も転生を繰り返して、エネルギーの扱いを経験の中で学んでいく。

そして、エネルギーの扱い方を学び終えたたましいは、もう肉体を離れるんだ。


僕のように肉体を卒業する。


とてもシンプルに話しているけれど、これはとても大切な話なんだよ。


この宇宙を知るためには、この学びはとても重要なのさ。


 経験はすべてたましいの糧になる。


 全部だよ。


 だから、肉体に入ることはとても貴重なのさ。


 低いエネルギーになってしまうと、肉体に入ることも出来なくなるからね。


たましいを成長させるチャンスを失ってしまう。


そんなことにならないためにも、それぞれのたましいの成長をお互いに支え合うことが大切だよ。






 
 


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