夜のひとりごと
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星が揺らめいて見えるときは星が笑っているんだよ
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もしもため息が美しい色をしていたら ため息をついたあとに思わず嬉しくなってしまうかしら
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一人一人の何気ない悲しみや苦しみは角度によっては美しく発光しているので、その悲しみの美しい光を集めて眺めながらうっとりしてる人がネットの海にたくさん漂ってる、自分の悲しみの光が誰かの元で煌々と輝いているとも知らずに
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「自分の痛みに気づけない人が他人の痛みに気づけるわけないじゃないですか、気づけると思うなんてそんなの傲慢ですよ」
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月や星がいつもより輝いて見える日は、月や星が落ち込んでいる人に地面ばかり見ないで夜空を見上げてほしいからなんだって
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楽しいとか嬉しいとか幸せとかの明るいお気持ちは悪酔いしないし醒めるのも早いのなんでだろう。一瞬の鮮やかな煌めきのようなものだから?一瞬の煌めきだからこそ何度でも見つけられるように、ってことなのかな。そしてその一瞬の煌めきを何度でも思い出せるように。
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自分で自分を責めることが救われるという事柄になっている人も実は沢山いるかもしれない、それでもいつか自分で自分を責めなくても救われる日がくるといいなと思う
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「瞬きをするたびにまつげから光が落ちていくのだけどそれがいつも眩しいのであまり目をあけていられないの」
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息が詰まる場所からは出ていっていいし自分のペースで呼吸できる場所をいつからでもどこからでも見つけることはできる、その積み重ねでいつか自分でその場所を作り出すこともできる、だから自分の呼吸を忘れないで
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追記:個人利用での引用OKは終了しました。