春眠のひとりごと
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湧き上がる衝動を他人の迷惑にならずに何かに変換して表現できる人は幸せなんじゃないかと思うし、それが見知らぬ誰かの光のようなものになるとしたらすごいなって思う。芸術ってそういうことなんだろうか
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ずっと同じものばかり聴いていると飽きてしまうからと何か新しい音楽を探してみるけど、結局腑に落ちなくていつもの音楽を聴いて落ち着くからむしろ飽きるまで聴いていたら良いんだと思う。飽きてもどうせまた聴きたくなるんだし
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本当に狂ってる人の狂った演技じゃなくて、狂ってない人の狂う寸前のギリギリの演技が見たいんだよ。ギリギリで線を越えずにいられる人の演技の方が断然狂ってる気がするんだもの
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本当の私なんてきっとどこにもないし誰にも・自分にもわからないんだろうな。生きてきた中での環境や出会いやその都度いろんな要素で出来上がっているから、これからもきっとその都度違う私が出来上がってバージョンアップしていくのかな
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春、眠い
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こんなにもいろんな情報があっていろんなものやことが溢れているのに、惹かれるものって意外と少ないのかも知れない。だから新しく惹かれるものに出会うとワクワクするし、ずっと惹かれ続けているものも色褪せないのかも知れない
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削ぎ落とした中での丁寧に生きてる人を見るのが好き。なんでも丁寧に、じゃなくて、シンプルにしてるからこそ無理なくできる丁寧さ。ちゃんと自分を大切にしてるんだろうなって思う。
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夢中で生きていられたら、舞瞬舞瞬全力で生ききっていたら、きっといつ死んでも良いって思うんだろうな。死ぬの勿体無いって思ってるうちは多分その夢中さもその程度の夢中さなのかも知れない。勿体無いとは思ってないけど、まだ全部の全力では生きれてない気がする。そんなとこに到達できるのかもわからないけど、たまに一瞬だけなら無我夢中な時があるから良いかって思う。そういうのの連続がたぶん人生のような気がしてる
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自分が歩んだことのない、歩むこともないであろう人生を生きてる人の人生を知るのが好き。その人にはその人にしかわからない輝きとか景色とかぐちゃぐちゃしたものとか美しさがあるんだろうなって思う。
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(これを読んでくださっている)あなたがどこかで笑っていられますように。大切な人がいてもいなくてもあなたがあなたとしてあなたの人生を歩んでいられますように。
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雨音に溶けたらその時だけは私もきっと雨粒になってる