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神との日常⑦「お金について」

光「あの、お金について話をしませんか?」

 
神「今までも何度も話てきたが、まだ腑に落ちていないんだろ?」
 
光「はい」
 
神「なぜかわかるか?」
 
光「はい。理由はわかっています。実践や行動をしていないからです。神は、お金ではなく、光を追いかけなさいと言いました。頭では、その通りだと思います。その通りだとは思いますが、実際、地球では生活があり、生活費はかかります。何をするにも、お金が発生するのです。多い金額を求めているのではありません。でも、必要最低限のお金は、稼いだ方がいいと思うから、仕事をしたいと言っているのに、神はいつもそっぽを向く」
 
 
神「何度も同じ質問をするが、君は、今、お金がないのか?お金がなく生活ができないのか?」
 

光「いいえ。鑑定を手放しなさいと言われ、それ以降は、貯金を使って暮らしています」
 

神「その貯金も底をついたのかな?」
 
光「いいえ。まだ少しはあります」
 
神「では、お金は在るじゃないか」
 
光「・・・」
 

神「いいぞ、どんどん、私に感情をぶつけなさい。今、お金が在るのに、なぜお金を欲しがるのか?なぜお金に対して、不安なのか?」
 

光「このまま収入がないのに、貯金額はどんどん少なくなっていく一方で、いつかゼロになってしまいます。ゼロになってからでは、手遅れなので、その前に、今から働いておきたいのです」
 
神「それは、お金が欲しいのではなく、安心が欲しいという事だ」
 
光「そうかもしれません」
 

神「さらに質問するが、今までも、そうやって生きてきた。その結果どうだった?」


光「何かしらの仕事をすれば、金銭面は安定し、安心出来ます。しかし、多忙により、心や身体が疲れます。そして仕事と家事に追われる日々で、自己探求とか、こうやって執筆活動の時間は取れなくなるでしょう。仕事と家事以外に何かをやる余裕はなくなりますね」
 
神「それをわかっていて、仕事をしたいというのか?お金ではなく、時間の話をしよう。時間をどう使いたいのか?時間は無限ではない。有限だ。生命には限りがある。(魂にはない)その貴重な時間を、お金を稼ぐために使いたいのか?それとも自分の成長のために使いたいのか?
 

光「答えは一択です。一択ですけど、不安が勝つんです」
 
 
神「不安に負けているんだろう?不安が『それでいいの?自己探求を進めていても、お金は稼げないよ!安定のために、仕事してお金を稼げばいいじゃん。自己探求なんかせずにさ』こんな感じかな?

もう一押ししてあげよう。仕事をしていた方がラクなんだろ?お金も稼げて、仕事で誰かにお礼を言われたりして、やり甲斐もあると勘違いしている。自己探求と仕事、どちらがラクか。答えは明白、仕事の方だ。
 
目の前にある作業を、誠実に対応していれば、お金は頂けるし、時間は潰れる。そして『仕事で忙しいので、自己探求は今は出来ません』という、言い訳が出来る。
 
 
自己探求の過程では、自己探求だけではお金を稼いでいくのは難しい時期もあるだろう。しかし、真っ暗なトンネルを越えれば、自分に価値が生まれ、その価値が、お金に換算されていく。それは実に自然な流れである」

 
 
 
光「仕事をしながらでも、時間を見つけ自己探求を進めていく人もいると思いますけど」
 
 
神「もちろんそれは人による。しかしあなたは違う。なぜなら、今、お金は在って、他に働いてくれる家族もいる。その環境で、【働かなければならない】なんてことはない。それは、自己探求を進めたいのではなく、ただ、お金を追い求める人生を歩みたいということだ」
 
 
光「お金が在るって言ったって、後、1年ぐらいは、生活できるぐらいの金額ですよ」
 

神「あなたにとっては、貴重な1年になるだろう。その1年を、お金の為ではなく、自己探求に捧げることを、私は望む」



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