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②宇宙の館「課題までの道のり」

ヒカリ「ここはすごい空間だね」

壁は、本や情報で埋まっており、上には天井はなく、宇宙空間が広がっていて、星のような光が見える。そしてそれらは動いている。その空間の中を、ヒカリと門番は、たた真っ直ぐに歩いている。

ヒカリ「どこへ向かっているの??」

門番「これから、次の課題がある場所だよ」

ヒカリ「1つ聞いていい??課題って、必ず必要なの?」

門番「お前は、なんのために地球に生きているか、忘れているのか?快楽するためだけではないぞ。」

ヒカリ「じゃー、なんで地球には快楽や娯楽がたくさんあるの?テレビやゲーム、アニメとかもすごく楽しいよ」

門番「それが楽しいものだと、錯覚しているだけ。本当の楽しさは、自己探求にある。」

ヒカリ「・・・。いや、その言葉は、楽しくないかな・・。孤独や修行とか、ネガティブなイメージがあるよ」

門番「そうかもな。でも魂が求めている事、今を選び地球で生活していることの意味は、ここにある。ここにしかない。ましてや、お金を稼ぐために地球で生きているなんてことはない。」

ヒカリ「でも実際は、そういう人の方が多いよ」

門番「前まではな。お金を稼ぐことが喜び、高学歴やマイホームを持つことが幸せだと思っていた時代はあった。でも時代は変わった。確かに前の時代を見て育ってきた人が、いきなり今度はお金や学歴は関係ないと言われても、説得力がないだろう。でもこの変換期の中で、世の中がシフトチェンジしていき、自分の考えや行動も変えていく。この貴重な変換期を目の当たりできることこそ、貴重な学びだ。」

ヒカリ「まぁ・・・確かにね」

門番「うまくシフトチェンジ出来る人もいるだろう。そして頑なに変化を嫌う人もいるだろう。そしてその人たちの、その後の人生も見届けることができる。とても多くのことを学べる楽しい時期だ。せっかくなら、生き方をシフトチェンジし、その後人生がどうなっていくのかを経験する方が賢明だ。そしてその新しい場所から、変わらなかった人が、どうなっていったのかを知ればいい。時代の流れに乗り、変化を厭わないこと。これが重要だ。」


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