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家族は、捨ててもいい?【わたしの価値観シリーズ】

こんにちは。

りっちーです。

最近は、わたしの人柄や価値観を伝えるための記事も書いています。

今回はそのシリーズ。

「家族」

について扱います。


不登校・ひきこもりの人の中には、家族とうまくいっていない人も結構いると思います。

わたしは、家族については、正直かなりドライな考え方です。


大切にしたい相手なら、しっかりと大切にするべきだと思うし、

大切にしたくない相手なら、しなくていいと思います。

世間一般的な「親孝行」という考えには反対です。


もちろん、親は愛情を持って育ててくれた相手だし、恩もあります。

しかし、その恩は親だけに返せばいいのか?と思うんです。


一番大切なのは、自分の人生を100%本気で、全力で生き切ること。

そして、その結果社会に貢献すること。


それが、「親孝行」より大事だと思います。

そして、自分の人生に気づくためには、親とぶつかったり、親と全く違う生き方を選択した結果、距離を取ることになるということも起きます。


そもそも、「親」ってどんな存在か、というと、

過去の集大成

です。


今までの自分を形づくってきた全てといってもいいかもしれません。

そして、それ故に、子に対する影響力は絶大です。


だから、「人生を変えたい」「自分を変えたい」と思うなら、

一度、本気で親から離れる期間を取ったほうが良いと思うのです。


そうすることで、今までの自分の価値観に気づけるし、

新しい自分を作っていくことができるんです。


わたしは、家が嫌いで東京に出てくるために必死に勉強しました。

大学に入って、やっと実家から離れたところに住み、一人暮らしを始めた。

そして、自由になっ思ったのに、頭の中に親の考えがこびりついていて、自由に動こうとすると邪魔をする、そんなことに気づいて絶望しました。

わたしの家は長期休みは帰らないといけない考えの家でした。

だから、わたしはあえて、実家に3年間帰りませんでした。

そこで、新しい自分の土台をつくっていったのです。


ちょっと話がそれてしまうかもしれませんが、

今社会で格差が問題になっていますね。

格差って引き継がれることが問題になっています。

世代を超えて同じ階層から抜け出せない、という現象があります。


世代を超えて引き継がれるということは、

「親と同じことをしていてはダメ」

ということです。


別に親の存在そのものを否定する必要はないけれど、

親とは違う考え方、価値観、生活スタイル、収入レベルの人、

そういった今までとは違う世界を見て、自分の中に取り込んでいかなくては、「親以上のしあわせな生き方」はできない。


親が最高に尊敬出来て、しあわせだったという人はそのままでもいいかもしれない。

でも、少しでも、

「親のようにはなりたくない」

「親とは違う生き方をしたい」

そういう想いを抱いた人は、

ぜひ、親とは全く違うことをしてみてください。


わたしたち生物は、「前の世代を超える」ものを生み出すために生きています。

決して、再生産のためなんかじゃない。


いいことは受け継いで、悪いところは直して次の世代につなぐ。


そのために生きているんです。

これは子どもを産むとか、結婚するとか、そういう問題じゃありません。

生き方の問題です。


前、こちらの記事でご紹介した岡本太郎さんの本で彼は、

「親孝行」じゃなくて、「運命孝行」をしようと書いてあります。


わたしは、その言葉にとても感動しました。


そうやって、今までの自分と戦って、初めて

自分の運命、決められたストーリーを乗り越えられる。

そう思います。


だから、自分の中の親のイメージに囚われず、自由に生きていこう。


そして、自由のために、戦おう。

わたしは、そんな人の仲間です。


りっちー





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