「僕たちは、宇宙のこと全然わからない」まだまだ大冒険の時代。
宇宙って夜空に見えることが全てじゃないんだな、というか。
次元は本当にいくつもあるのかもしれないとか、ワープ航法はSFの世界だけのものじゃないかもしれないとか。
人類ってすごいなあと思ったしワクワクして、ドキドキしました。
それでも宇宙って思っていたよりも、全然わかっていなくて、まだまだ人類の知らないことがたくさんあって。
これまで、宇宙がロマンだとか、あまりピンと来ていなかったのですがこの本を読んで変わりました。
特に面白かったのは素粒子と次元の話と、一般相対性理論と重力の話です。
冒頭で書いた、この世界には何次元もあるのかもしれない、というあの話。
変な話かもしれませんが、この世も捨てたものじゃないと思いました…。
こんなに未知のものに溢れているこの世界、調べ尽くされてなんていなくて、もっと面白いことが発見できるんだな、と。
そんな風に考えると、いつもの景色を見る目も変わっていく気がします。
一般相対性理論は、ここに出てきた中で私のお気に入りの理論です。
これからもっと詳しく知りたい。
ワープ航法が発明された時に、一番に船に乗れる人でもありたいと思いました。
コロンブスみたいな。
それで歴史に名を残せるのかどうかはわかりませんが、大航海時代の探検家たちに憧れていた小学校時代を思い出します。
ああいう冒険、現代でもできるかもしれないんですね。
この本は宇宙、物理学入門の本で、すごくわかりやすく解説されてるのですが、それだけじゃなくてちょっとは知っている、という人が読んでもきっと面白いと思います。
ダジャレがちょっとしつこいだけで、こんなにロマンを感じられるこの本。
もし宇宙に興味があったら、ぜひ読んでみてください。
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