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「宝石・鉱物おもしろガイド」を読んだ中二女子の感想

鉱物第四弾の今回読んだこの本。

鉱物、というよりも宝石についてが中心でした。

鉱物中心の本では一行でさらっと説明されて終わりだった宝石としての名前が何度も出てきて面白かったです。

ヒスイの章には知っていることもあって、鉱物の知識が身についてきたのかな~、と嬉しくなりました。

とはいえ、宝石の買い方は一冊読んだだけでは頭に入らない・・・。

まだまだ勉強です。

ということで、上の文にある通り、この本には損をしない宝石の買い方が載っています。

私は何冊も読みたいタイプなので再読するつもりはありませんが、宝石を買うのなら買う前に確認した方がいいのかなと思いました。

宝石って怖いですね・・・。

宝石自体が怖いのではなくて、高価なのに偽物かも知れないなんて言うのが怖いです。

ただやっぱり今のところ、私は鉱物標本のほうが好きです。

もちろん、実物を見れば宝石、綺麗だな~。と思うのですが、私が欲しいのは「キラキラ」であって「ギラギラ」ではないので。

というか、指輪とかじゃなくて石だけで楽しみたい。

宝石と鉱物標本とどっちが欲しいか、と訊かれたら鉱物標本を選びます。


とはいえ、宝石について学ぶのも面白いです。

鉱物としては同じものなのに色によって違う宝石とされていたり。

パパラチャの話なんて、鉱物学の本だけ読んでいても知ることはなかったかもしれませんし。

それを知ることで鉱物への愛着が深まるのかな・・・。

この本を読んで思ったのですが、同じ鉱物でも

「鉱物」の歴史は地球とか、環境とか、そういう壮大な歴史で、

「宝石」の歴史は人間の歴史だと思うんです。

今後宝石について学ぶときは、宝石の歴史と絡めて学んでいきたいと感じました。


本文ではなくコラムなのですが、「埃の強度」の話が印象深かったです。

こうやって考えてみると、私たちの身の回りって鉱物だらけなんですね。

地球が鉱物でできているんだから当たり前なのかな?

こうやって考えると地球全体が宝の山ですね。

流石に埃くらいの大きさの鉱物を採集は難しそうですが・・・。

昔持っていたプラスチックのペンダントに傷が入っていたのはそれが原因かもしれない。

これからはその傷を眺めながら、鉱物に思いを馳せたいと思います。

思わぬところで日々の楽しみが見つかった一冊でした。

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