時間とお金

仕事に求めるもにかんしては人それぞれだが、多くのパートさんが求めるものはお金と時間である。

どちらかというと時間がまず大事で、次にお金（お給料）がくる。家事育児に関わる事が多いパートさんとって、仕事とプライベートの両立は家族の問題となるため大変重要だ。そんな中、仕事を選ぶときのポイントだが、時間の優遇がきくことはもちろん、自分の生活時間にフィットする仕事かどうかが重要だ。

では、実際に農業という仕事はこのパートさんたちの要望にフィットしているのかどうか。

答えは、時間にかんしては要望を満たしている。ということ。農業を行う者にとって、仕事の一部分のルーティーンを回してくれれば、結果オーケーであり、仕事にも慣れやすく、作業の上達スピードが早いため、自分の時間管理も比較的早い段階から把握し、シフトを組める様になるからだ。他の会社の仕事に比べて農作業は季節間や収穫時期の一定のルーティーン作業が比較的多く存在する。その手の確保のため経営者は求人をだすのだが、そこにフィットするのがパート希望の多くのお母さん方である。

とはいえ、肝心のお金はどうだろう？それは、満たしているところもあれば、満たしていないところもある。つまり、十分納得はしていないが、時間がきくからある程度は許容の範囲内であることが多い。その感情としては、私たちもこの仕事に関してはある程度時間を考慮して貰ってるし融通がきくからね。とこの様な理由を述べる方が多いからだ。つまりきちんと仕事に見合ったお給料が支払われていれば、時間という気持ちの上で大事な関係性を壊すほどではない。しかし、仕事の休憩時間などに内輪話で給料にかんする愚痴が飛び交うことも珍しくないが、よっぽどのことがない限り、給料が原因で退社するようなことは少ない。

パートさんが仕事を辞める時は、多くが人付き合いや、家の家事育児や家族関係で時間にズレが生じてきた場合だ。

パートタイムで人を雇おうとおもう時はまずターゲットを絞り、そのターゲットに見合った時間を決めて提示することが大事かもしれない。

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