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【インドヨガ留学】1日のスケジュール

・インドヨガ留学に興味がある!
・アシュラムでの1日ってどんな感じ?
・スケジュールを詳しく知りたい!

今回はこんな方、こんな疑問がある方向けの記事です。実際に1ヶ月間ヨガ(RYT200)をしながらリシュケシュで生活をした私が、アシュラムでの1日を紹介していきます。

※アシュラムの場所や費用について等は別記事にまとめていますのでこちらもご参照ください。

1.1日のスケジュール

◆ある日のスケジュール

5:00 起床
5:30-6:30 シャットカルマ
6:30-7:30 プラナヤーマと瞑想
7:30-7:40 休憩
7:40-8:40 解剖学
8:45-10:15 ハタ・アーサナ
10:15 朝食
11:30-12:30 ヨガ哲学
13:00 昼食
14:00-16:00 カルマヨガ
16:00-17:30 ハタ・アーサナ
18:00-20:00 エモーショナル・ブロケージ
20:00 夕食&自由時間
22:30 就寝


本当に朝から晩までヨガ漬け。お休みは日曜だけなので週6でこのヨガ漬けです。

ちなみに私のいたアシュラムは毎週スケジュールが変わっており、第1週は朝始まるのも早く、終わるのも遅かったです。週によって、アーユルヴェーダの講座や模擬クラス講座に変わったりします。

それでは、具体的に一日の流れを紹介していきます!

【5:00】起床

日の出が5時過ぎだったので、それより少しだけ前に起床。時差は日本-3:30で、日本時間だと8:30。なので全く時差ボケもなく、早起きが日課になっていて目覚めは毎日良かったです。起きて、歯を磨いて、着替えて、テキストなどをもってすぐ上の階のヨガホールへ。水はヨガホール横の食堂にあるウォーターサーバーでリフィルします。

【5:30-6:30】シャットカルマ

朝日が昇るころに一つ目のクラス。ちなみにシャットカルマとは浄化法のことです。物理的に消化器官を洗浄する手法やエネルギー的に浄化する手法があります。どんな浄化法があるのか座学で学んだり実践するクラスです。

例えば、簡単にできて代表的なのが「鼻洗浄(ジャルネティ JAL NETI)」ですね。日本でも鼻うがいとして有名です。このネティポットは一人一つもらえて、朝みんなでこれをやります。鼻の通りも頭もスッキリして気持ちいいです。勿論他にも洗浄の種類があるので日によって様々な方法を学びます。

【6:30-7:30】プラナヤーマと瞑想

プラナヤーマは呼吸法です。呼吸法は体の調子を整えたり、心を落ち着かせたりする効果があるようです。実際に朝、インドの人たちが路上でこのプラナヤーマをやっていました。簡単なものだと腹式呼吸や胸での呼吸などですが、先生はよりコードな内臓を動かすような呼吸法も行っていました。鶴太郎さん的なやつです。このクラスでは様々な呼吸法や効果について学びます。

【7:30-7:40】休憩

10分間のティーブレイクです。朝でお腹が空いているので、この間に食堂にあるバナナや紅茶を摂取します。

【7:40-8:40】解剖学

ヨガをするにあたり必要な身体のつくりや知識を学びます。関節や筋、筋肉について。どこに力を入れるとどこが伸びているかなどです。ここで学んだ知識は最後に選択問題でテストがありました。

ちなみに解剖学について、↑の写真は大好きなマイシスターNessiがまとめてくれたもの。彼女はヨガメイトで一番の友達でしたが、ドイツで実際に解剖学を学んでおり専門なのだと言ってテスト前に分かりやすくまとめてくれました。らぶ。

【8:45-10:15】ハタ・アーサナ

いよいよ実践ヨガ!ハタヨガです。一般的なヨガクラスを受講する感じではなく、1回のクラスではいくつかのアーサナ(ポーズ)に特化して、呼吸のリズム、どこに力をいれるか、など正しいポージングを学んでいきます。実際にやってみると正しくできていないアーサナもあるんですよね。身体を痛める原因になったりもするので、正しいアーサナを学べるのは大事です。ここで解剖学で学んだことが活きてきます。

【10:15】朝食

ここでやっと朝食です。基本的に自分でとるビュッフェ方式で好きなだけ食べられます。必ずあるのが、チャパティ(インドのパン)やお米、野菜。あとはカレーや炒め物、フルーツなどがあり種類豊富です。オールベジタリアンフード、ヴィーガンフードです。

【11:30-12:30】ヨガ哲学

続いてヨガ哲学。これは理解が難しいときもありましたが、非常に面白かったです。ヨガにおける大切な考え方を学べます。宗教ではないと言っていたけど、宗教学に少し近い感じがしました。ヨガは身体だけじゃなく心を使って、意識をしてやっていくものだと感じられた授業です。ここに、ハッピーに生きていく秘訣が詰まっている気がします!!

理解できないときは先生やヨガメイトにも聞きましたが持参したヨガ・スートラの本はかなり役立ちました。

やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ (YOGA BOOKS)
https://www.amazon.co.jp/dp/4904980123/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_R2yCFbQ9AYQQ9

ヨガ哲学も最後試験があり、テストの内容の一部は試験前に教えてくれてこんな感じでした。

【13:00】昼食

メニューは毎回違うけど、昼食も基本朝食とそんなに変わらない感じです。最初のころはモリモリ食べていたけど、途中体壊してからご飯あまり食べなくなりました(笑)いつでもオールベジタリアン。時々、自家製ソイミルクや自家製マンゴーシャーベットも出ました。毎日40度越え続いてて暑かったので、シャーベットは大人気でした。

【14:00-16:00】カルマヨガ

この時間は、カルマヨガという名の「フリータイム」です。カルマヨガとは、日常の中でヨガの教えに沿った行為を実践することで自分自身を浄化し本質を知ることを目的にやると言われているようです。修行僧たちは、掃除、洗濯、炊事、農業などを「自分磨き」のためにやっているそう。

実際には、部屋の掃除をしたり、勉強したり、シャワー浴びたり、近くのガンジスビーチへ遊びにいったり、お昼寝したりしていました。

ビリーズブートキャンプのようにトレーニングをしていた日もありました。

【16:00-17:30】ハタ・アーサナ

また実践ヨガ!午後のハタヨガです。午前とは違う先生が別のアーサナについて教えてくれます。

【18:00-20:00】エモーショナル・ブロケージ

Emotional Blockage Treatmentという、ブロックされている感情、チャクラを流してあげるクラスです。

例えば実際の授業内容の一つは、マッサージに近い感じでここのツボはこういう感情(怒りやストレス、親との確執など)が連動しているから、ツボが痛かったらそれを理解して流してあげよう。というもの。2人1組で施術の実践をしました。あとは、暗闇で思いっきり笑ったり、ダンスではしゃいだり、みんなに感謝してハグしまくったりと「自分を解放する」内容でした。感情が溢れてブロックされているものを流す、心を柔らかくするのを体感するクラスですかね。
あまりこの授業やっているところはメジャーじゃないのかもしれません。日本でもあまり見かけないです。Emotional Blockage Treatmentをなんと訳したらいいのかわからずそのままカタカナ表記にしました。

【20:00】夕食&自由時間

やっと夕食。種類は変わるけど、朝食や昼食と同じ感じでした。飽きないように工夫してなのか、たまーに中華っぽい料理もでました。ただ、これも全部ベジタリアンフード。お肉と思うものは大豆で、チーズと思うものも豆腐で作られていました。滞在中は本当に肉・魚・卵やチーズなどの動物性は食べませんでした。

【22:30】就寝

夕食が終わったら食器を片付けて、シャワーを浴びて、必要に応じて勉強や課題レポートを作成して、大体は22時~22時半ころに寝ていました!非常に健康的な生活です。

2.番外編

<入学セレモニー>

入学セレモニーの様子を少しお届け。キャンプファイヤーのような火をみんなで取り囲みそこに様々スパイスを投げ込みながらマントラを唱えます。私は忘れたけど白い服装必須。この時「マントラどういう意味かは分からない、けど、このまま宇宙と繋がったらどうしよう」とか要らぬことを考えていました。そんなことを考えている時点で雑念だらけな私(笑)

<卒業セレモニー>

そして卒業セレモニー。名前を呼ばれて一人ずつ修了書をヨガマスターから受け取ります。そのあと先生たちからお祝いの言葉やスピーチを頂き、最後はダンスタイム!!!ヨガメイトが撮っていた写真に謎な動きが残っていました。ダンス苦手すぎるのです。なにこれ。

3.まとめ

いかがでしたか??ヨガ留学の1日のイメージが湧いたでしょうか?学ぶこともたくさんな刺激たっぷりなヨガ漬け生活。もちろんヨガだけでなく、国際色豊かな色んな価値観を持ったヨガメイトたちとの思い出もたくさん残りました。それはまた別の記事に書けたらなと思います。ぜひ参考にしていただければ幸いです★

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