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人が作る「わたしのイメージ」に流されないために

私がイメコン診断を使ってやりたいこと、それは自分自身が思う「わたしらしさ」をワードローブで体現することです。

■他人は他人を相対評価できない。というかそんなにちゃんと見ていない。

先日イメコンに関するnoteを書いて思った。

私がここまで分析好きになったのは、他人からのアドバイスというか、他人からつけられたイメージに振り回されてきたことに、ずっと違和感を感じていたことが大きいと。書きながら、なんか恨みがこもってるよなと思った(笑)。

小さいころから20代半ばまで、他人から言われ続けてきたこと。

「〇〇ちゃんはカワイイからこれが似合うよ」「〇〇ちゃんは女性らしい」「大和なでしこ!」「女子アナ!」「和顔!」「十二単が似合う!」(平安京?)「ロングヘアが似合う!」

20代の頃まではそう言われて、それっぽいものを買ってみたことが何度もあった。それはそれで「そこそこ」似合うのだが、やはりそれは「そこそこ」であり、結局しっくりこなくて着なくなった服が一体何着あったことやら。

特に異性からそのように言われることが内心心底嫌だったし、腑に落ちなかった。正直他人は幻想でも見てるのではないかと思っていた。

で、実際「イメコン」なんて言葉が広く知られる前の時代、他人が誰かをまともに相対的に「どんな顔骨格色であるか」なんてわかるわけがなく。ぱっと見の印象だけで評価されていたわけである。

イメコンの診断でやっぱそーじゃんね~~~。ということになるのは、20代のこの時はまだ先の話である。

■結局自分の違和感が正しかったと思えた

20代後半の時、イメコンの登場で、晴れて自身が感じていた「なんかしっくりこない」が証明されることになる。

★結果 骨格ナチュラル、アクティブキュート、PC秋春

=いわゆる女性らしいラインの出る服よりカジュアルなゆったりした服装が似合う、可愛い服は似合うけどデザインや素材に注意。

「和顔」というキーワードから連想されるようなソフトなものやはんなりした着物類は、顔や骨格的にいかつくなる。ロン毛よりも外はねボブがベスト。ラベンダーなど儚げな色は顔色が悪くなる。

そうですよね!!と。むしろ安心した。違和感の正体がわかった。華奢な女性と比べて、同じ服を着ているのに何故自分はいかついのかと、似合うと言われているはずの服なのに。と、無駄に自信をなくすこともなくなったのだ。

他人から見た自分は、いわゆる「ウェーブ体型、ソフトエレガント」。「おしとやかである」という印象を持たれがちだったので、黒髪が似合うというイメージ(=ブルべ)を持たれていた。

何故こんな誤解が生じたかというと、上品でおとなしそうなキャラ(自分で言う。でも20代までは特にそうだと思う)と、「顔と骨格が微妙にあってない」ことかと。なんかもう、キャラってすごい。

で、私は「イメコン」を知ってこの数年、「似合う服を着たい」「自分が自分らしいと思える服を着たい」と常々思ってきた。バチっと似合う、他人の想像上の、ちょっとずつ齟齬のある自分ではなく。全裸よりもスタイルが良く見えて(!?)、爽やかで、どう見てもイイヤツだけど侮られることのない。おちゃめかつ大人。そんな人間をワードローブで表現したい…(意外と壮大)。

そのためのメソッドとして信頼し、実践したいと思っているのが「パーソナル〇〇診断」であり、相対評価からあぶり出される自分の個性の見極めである。わたしのイメージは、わたしが納得して決めたいのである。そう改めて思う次第。

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因みに、出会った人の80%は、私のことを「ウェーブ、ソフエレ」と思った気がするけど、数人は「上重心っぽいからな~」「髪短い方が似合うと思う」「ヨガの先生っぽい」と言ったことがある。実に見る目のある方たちだったのだと思う。笑 (ひとりはスタイリストさんだけど。)



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