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二煎目:ぶくぶく茶の作り方を教えてください

ぶくぶく茶の作り方


ぶくぶく茶は、煎り米を煮出した米湯と茶湯を混ぜて泡立てて作ります。

まず、米湯を作るときには、あらかじめ洗って水気をとった米をフライパンで炒ります。焦げやすいのでゆっくりじっくりと、木べらなどで軽く混ぜながら均一に火を通します。香ばしい香りが立ち、全体が濃いキツネ色になったら炒り上がりです。
この煎り米を沸騰した硬水に入れて10~15分ほど煮出します。米湯は冷めても大丈夫です。むしろ冷やした方がよく泡立ちます。

次に、茶湯を作るときには、さんぴん茶と番茶を合わせて淹れます。さんぴん茶は沖縄のジャスミン茶で、香りが良く甘みがあります。番茶は香ばしく苦みがあります。この二つのお茶を好みの割合で混ぜておきます。茶湯は温かいままで使います。さんぴん茶と番茶の割合は、お好みで調整してください。一般的には、さんぴん茶が多めの方が香りが良くて甘みが出ます。番茶が多めの方が香ばしくて苦みが出ます。どちらもぶくぶく茶に合いますが、個人の好みで問題ありません。

どうやって泡立てる?


米湯を泡立てるときには、ぶくぶく鉢に米湯を入れて茶筅で泡立てます。油分があると泡立たなくなってしまうため、調理器具はしっかり洗ってから使用するようにしましょう。細かい白い泡がしっかりたてばOK。
茶湯の上にこんもりと盛れば、赤い器に白い泡が映える、ぶくぶく茶の完成です!

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「ぶくぶく茶とは|福を呼ぶ、琉球伝統の茶道」普段着物研究所
https://www.daily-kimono.tokyo/p/blog-page_22.html

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