九煎目:ぶくぶく茶お点前の基本的な流れ
ぶくぶく茶とはどのような茶道なのでしょうか。 特に基本となる、立礼手前の流れを紹介します。
ぶくぶく茶お点前1.開始
開始の挨拶 扇子を手に持ち、来訪のお礼の口上を述べます。
ぶくぶく茶お点前2.入場
建水(水を捨てる道具)を持ち、席に着きます。
ぶくぶく茶お点前3.茶碗を清める
右側奥の東道盆(とぅんだーぼん)の中の茶碗を、水差しの水と茶巾で吹き清めます。
ぶくぶく茶お点前4.一回目の泡立て
客にお菓子をすすめてから、ぶくぶく鉢でぶくぶく茶を泡だてます。
ぶくぶく茶お点前5.茶碗に茶湯を準備する
柄杓を使い、茶釜の中の茶湯を3つの茶碗に汲み入れます。
ぶくぶく茶お点前6.二回目の泡立て
再度ぶくぶく鉢の中でぶくぶく茶を泡立てたら、3つの茶碗の上に均等に乗せます。 乗せ終わったら、茶碗を順番に半東(はんとう)が持つ盆の上に置いていき、客に供します。
ぶくぶく茶お点前7.仕舞い
戻ってきた茶碗を水差しの水と茶巾で吹き清め、東道盆(とぅんだーぼん)に戻します。 使用した茶器を順番に水屋に移動し新しいものと交換したら、建水を持って退場します。
ぶくぶく茶お点前8.終わりの挨拶
建水を扇子に持ち替え、茶事に参加してくれたお礼の口上を述べます。
いかがですか、少しイメージがわいたでしょうか。
ここでは書ききれない細かな作法やぶくぶく茶の上手な立て方はぜひ実際のお稽古で体験してみてください。
特に私たち東京分室のお稽古については、和の雰囲気を残した形でお稽古をしています。茶道経験者の方にもなじんでいただきやすいのではないでしょうか。 機会があれば、ぜひ一度お出かけください。
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