三煎目:さんぴん茶とジャスミンティって違うお茶なのですか
さんぴん茶とは
沖縄で親しまれている「さんぴん茶」は、中国の「ジャスミン茶」とよく似ていますが、実は茶葉の種類や作り方は少し異なります。
さんぴん茶は、半発酵茶にジャスミンの香りをつけたもので、日本人向けの薄めの味わいが特徴的です。一方、ジャスミン茶は、緑茶にジャスミンの香りをつけたもので、ジャスミン独特の花の香りがあります。抗酸化作用や血圧降下作用などの健康効果も期待されており、リラックス効果もあるため、沖縄では長寿に繋がるという言い伝えもあるそうです。
体にもよさそうですね。
さんぴん茶とジャスミン茶の違い
なお、さんぴん茶の名前の由来は「山片」という中国語からきていると言われており、山に自生する野草や花などを意味する言葉であることから、もともと山に咲くジャスミンの花を使っていたことが由来とされています。
一方、ジャスミン茶は中国で飲まれているお茶であり、緑茶を代表とする不発酵茶を使用しています。不発酵茶は烏龍茶や紅茶よりも渋みや苦みが強いのが特徴です。
今では、世界中で愛されるジャスミン茶とさんぴん茶。そしてさんぴん茶は、ぶくぶく茶には欠かせないお茶なのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?