広島お好み焼き_2

広島お好み焼き at新橋

季節外れのあたたかさに見舞われた2月のある日。

ぼくらは、新橋にあるお好み焼き屋「みっちゃん」に足を運んだ。

なぜか外食しようと予定を立てた日は、極端な天気なことが多い。ものすごく寒かったり、ものすごく風が強かったり、ものすごく暑かったり。

「みっちゃん」には、何度か行ったことがある。

といっても、広島市内にある「みっちゃん」にだ。両親が広島出身ということもあって、ぼくにとってなじみ深いお店なのだ(広島に行くとかなりの確率で食べている)

そんな「みっちゃん」が県外に初出店。しかも、東京。あの味が東京でも食べれる。だったら、行かない理由はない。

オープンしたての「みっちゃん」はeatus新橋というビルの2Fにある。エレベータで2Fにあがると、すぐお店につながっている。

店内は、モダンな印象で、お好み焼き屋と聞いてイメージする姿とはかけ離れていて、とても、おしゃれ。

頼んだのは、肉玉そば(850円)

一口食べると、思わず笑顔になってしまう。おたふくソースの甘みとそばと野菜の組み合わせが、なんとも相性がいい。友達も満足してくれたようなので、一安心。

広島お好み焼きは、生地は薄く、キャベツやもやしがたっぷり入っているため、とてもヘルシー。それに焼きそばも入っているので、お腹を十分に満たせるボリュームもある。まさに鬼に金棒。

広島お好み焼きに挑戦しようかなぁと思っている方、ぜひこのお店に足を運んでいただきたい。

食べ終えたあとはいつものように、街歩き。

新橋を歩いた記憶はほとんどないので、とても新鮮。結構、いろんな場所を巡ったので、簡単に紹介。

烏森神社

ビルとビルの間に突如現れる。鳥居をくぐるとまるで違う世界に迷い込んだような不思議な感覚に。

タミヤプラモデルファクトリー

懐かしさが怒涛のように押し寄せる。ミニ四駆に夢中になった身としては、かなりテンションがあがった。

愛宕神社(出世の階段)

由来は、三代将軍家光の「愛宕山にある、あの梅を馬にて持ってまいれ」というむちゃぶりに答えた無名の武士(曲垣平九郎)が、家光の命に見事にこたえ、梅を持ち帰り、その名が一日で全国にとどろいたことから。その梅の木は境内に現存。

この写真で、この石段の急さが伝わるだろうか。馬でこの石段をのぼったのも驚きだが、歩いていくのも難儀する。特に下りは、慎重に行かないと落ちそうになる。

浜離宮恩賜庭園

その名は何度も聞いたことはあるけど、行ったことはなかった場所。のどかで、自然豊かで、本当に癒された。たまには自然と触れ合わないとダメなことを確認。

入場料は300円。年間パスポートは、1200円だそうなので、近くに住んでいたら購入していたかもしれない。それくらいいい場所。

菜の花と梅も咲いておりました。

その後、歩き疲れたので、櫻屋のたいやき(190円)で糖分を補給し、

最後に、カフェーパウリスタのカフェオーレ(650円)で締める、そんな一日。

ちなみに、このカフェーパウリスタには、多くの文化人が訪れたらしく(芥川龍之介、菊池寛、藤田嗣治など)、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻も贔屓にしていたとのこと。

落ち着きがあって、上品で、静かで。

なんだか文化人たちが常連になるのもわかる、とても居心地のよい空間でした。





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