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忘れられない味

ハンバーガーを食べに行く。

去年、グルメバーガーブームが来て以来、何店舗か行ってみたが、そのなかでも松戸の「R-S」は忘れられない。何ヵ月経っても、記憶は鮮明だし、そのフォルムと味を思い出すだけで、幸福物質があふれ出す。

忘れられない味にもう一回会いに行く。そう決めた。

北小金駅で降りて、徒歩で行く。徒歩で行くと、30分くらいかかる。が、最近、散歩好きになった身としては大した距離ではない。へっちゃらである。

前回来たときと同様に、「東漸寺」に立ち寄る。

9東漸寺

緑が目に優しく、空気が澄んでいて、とても大好きなお寺だ。境内のなかには幼稚園が併設されており、子どもたちの明るくて楽しそうな声が響く。

東漸寺7

木漏れ日って、どうしてこんなにも人の心を癒すのか。

東漸寺5

東漸寺6

リフレッシュ。再び歩きはじめ、「R-S」に到着。

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今回頼んだのは、「リアルバーガー(1450円)」。国産牛を使ったハンバーガーだ。

アールズ5

これが本当に衝撃だった。美味しいものは世の中にたくさんあるが、食べた瞬間、目玉が飛び出るくらいの衝撃を感じることはあまりない。一口目の感動ときたら、それはそれは。

超肉厚のパテに噛みつけば、「肉を食べてるぞ」という感じで、理性が吹き飛び、眠っていた野生の血が溢れてくる。そこに半熟の目玉焼きと濃厚なチーズ、ソースはテリヤキときた。

この日ばかりはカロリーなんて気にしない。これぞ、贅沢。贅沢とは必要以上のものを享受したときに湧き出てくる感覚だ。無言で美味しいものを食べ続ける時間、プライスレス。

食事を堪能したあとは、また歩く。そしてこれも前回と同様、「21世紀の森と広場」に行って、森林浴。

21世紀の森と広場 4

21世紀の森と広場 5

小川と池と森の最高のセットが、凝り固まった身体や脳を柔らかくしてくれる。ふー。生き返る。

締めは、「CAFE MOGMOF」。行こうと思っていたお店が閉店していて、急遽見つけたお店だったが、結果的に最高の選択になった。

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こだわりのつまったお店で、ドリンクの種類がとにかく豊富。軽食も多くて、どれも美味しそうでした。お値段もお手頃。友だちはここのコーヒーを飲んで、5本の指に入るくらい美味しいと言っておりました。

ぼくは歩き疲れていたので、レモンスカッシュ。レモンの酸味が疲れた体に沁みわたる。

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ここも忘れられないお店のひとつになりそうだ。忘れられないモノや場所が増えていく。それは生きてきた証のような気がして、なんだかいい。


アールズ3


スーパー 3

(まったく関係ないけど、いい名前のスーパー)




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