人生を楽しむ
先週は赤坂に行ってきた。
赤坂といえば、TBS。駅を出ると、すぐに通称ビッグハットといわれるTBS本社が見える。東京に住んでいながら、赤坂に降りたったことがない。あらためて、東京は知らない街だらけだなぁ、と思う。自分の行動範囲の狭さゆえだが。
今回の目的は、「Authentic」というグルメバーガーのお店。
最近、『女子グルメバーガー部』というドラマを毎週見ている。そこで出てくるハンバーガーがほんとうにおいしそうで、いつか食べてみたいなと常日頃から思っていたのだ。
いままでの自分だったら、行ってみたいと思いながら、行動に移せず、その熱もいつの間にか冷めていた。けど、人生を楽しむには、それではいけない。自分のなかで熱いものは、冷めないうちに行動に移すことが鉄則。その心意気が大事なのだ。
テレビで放送されたからというきっかけで、行動するのはいかにもベタな流れだが、ベタなことに乗ってみるというのも案外悪くない。むしろいいのではと最近思い始めている。
駅から徒歩5分。Y字路の角にお店はあった。
混んでるかなと思ったが、並んでいる人は1人だった。手を消毒して、体温チェックを済ませると、入り口の近くのテーブルに通された。2人掛けのテーブルの真ん中にはアクリル板が設置されている。
場所柄か、外国の方も多くて、店内は英語も飛び交っている。頼んだのは、ハンバーガー(1032円)。悩んだのだが、最初はシンプルなものを。
ハンバーガーのこのフォルムから、溢れ出る期待感はなんなんだろう。
包み紙に挟んで、早速、一口。肉肉しいパテとレタスのシャキシャキ感、トマトのジューシーさとバンズの柔らかさがあわさったときの幸福感といったら。うまいっ。
口元が汚れるのも恐れずに、豪快にかぶりつく。合間にポテトを口に放り込み、ひたすら無言で食べ続ける。シンプルなんだけど、シンプルの中の最高峰といった感じだ。
来てよかった。そんな想いとともに完食。
(ショップカードもおしゃれでした)
そのあとは、日枝神社の稲荷参道を通って、参拝。
赤坂見附駅の方まで歩いて、迎賓館に行こうとしたが、あまりに遠くて断念。さすがにこの暑さのなかを徒歩で移動するのは限界がありました。と、あきらめた瞬間、雨が降ってきてきたので、近くの「ホノルルコーヒー」にて休憩。アイスティーをちびちびと飲む。
しばらくすると、雨も止んだので、ずっと行ってみたかった「双子のライオン堂」へ。
(扉が本になっている!)
ちいさくて、かわいらしい雰囲気の本屋でした。
また、行こう、赤坂。
最後まで、読んでくださってありがとうございます!