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移住する、わたしの人生の選択

先月こんな記事を書いた。


この思い早くも実現しそうです!
先日上司に相談してOKをもらえた。あとは段取りをつけるだけだ。


福岡に移住するぞー!


福岡に帰りたかった理由は日記のとおりで、書いてなかったこととして、遠距離恋愛の彼氏が福岡にいるということだ。正直なところこれが一番の理由。



でもそれだけではなくて、というかそれだけしか理由がない状態なら行けないなって思ってた。


そのくらい自分にとって、住み慣れた(というほどには全然東京のこと知らないのだけど)街、大学の頃の思い出の地、異動後にであった知り合ったたくさんの同僚(友人)、電車で10分の距離に住む姉と離れるのは、さみしいし、不安もある。



でもあてにしていた友人も、姉もみんなそれぞれの人生があってここを離れていくこともあるわけだ。

遠距離恋愛の寂しさをうめたくて友達に会うとか、血迷ってたときはいろんな人とデートして、なんかしてたけど、それじゃ寂しさはうまらないことがわかった。


ひとりの時間との付き合い方が前より上手になった気がする、そう思ったわたしは、好きな場所に住みたいなぁと思った。

それは住居の話であり、余暇の過ごし方であり、時間とお金の使い方の話であり、これからのわたしの人生の話である。




“地位材は人を幸せにせず、非地位財こそが人を幸せにする”

地位財は所得、社会的地位、教育費、車、時計、家などの人との比較で満足感をえられるもので、

対して、非地位財とは健康、友人、家族、自由、労働環境など人との比較ではなく、自分の尺度で感じられるものという。


でも同じようなことでもそれが地位財か非地位財かは異なるということをようやく知った。

6〜7年前、元彼と離れてる寂しさは、非地位財が満たされてなかったものだけど、結婚したかった焦りは周りの友人が「結婚」というステータスを得ていくことがうらやましくて感じていたものだった。こう考えると当時のわたしの結婚したかった気持ちの裏には、地位財と非地位財があったんだと思う。


誰かを好きなるときも、“その人といると落ち着く”とか“この人といる時の自分が好き”という非地位財で人を好きになるのと、“年収も顔もいいから”好きになるのとでは違う。


地位財で得た幸せは長続きはしない。


未だに元彼が夢に出てくることがある。
好きな気持ちが残ってるわけではないんだけど、当時の辛い気持ちや後悔を思い出すこともある。

その時は「私あのとき別れなかったらよかったのかなぁ。そしたら結婚も子どもも産んでたのかもなぁ」って思うこともあった。

ずっと「遠距離なのに連絡不精な元彼がわるい、別れる直前なんてあんな酷いやつだった!」って悪者にしていた。


でも今ようやく、あの時のことをふりかえって、初めて反省できる。理解できる。

もう終わりかけだったあの頃、わたしにとって元彼との結婚は「大好きな彼と一緒になりたい」という気持ちよりも、「イケメンだし、そこそこのところで働く旦那をもって、自分は出世もしていくくらいキャリアを築いているかっこいい女性になりたい」という“地位”が欲しかったからしたかったのだろう、と。


思えば付き合い始めたのも、イケメンな彼にひとめ惚れして猛アタックした結果で、地位財がほしかったのかも、と思う。

地位財にはじまり地位財におわった(笑)


そりゃ元彼も嫌になるよね、こんなやつ。別れてから初めてごめん、って気持ち。
まぁ、でも会いたくはない。


前よりも、結婚を地位財ではなく、非地位財として考えられるようになったから、今の彼との関係のことを考えて移住したいと決断できた。

前より自分とつながって、自分を幸せにしてくれるものが自分であるって思えるようになったから移住したいと背中を押せた。


あなたが欲しいと思ってるもの、それは地位財ですか?非地位財ですか?


地位財として追いかけていたことを手放すと心が軽くなるんだなぁ、と思った。


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