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ヒトデを観に東京タワーへ。

確か、高校生の頃
初めて東京タワーに登った。

展望台までのエレベーターは有料で、
当時貧乏大学生だった彼氏が払ってくれた。
東京に住んでいてもなかなか機会がなくて、それが初めて。

実は自分の部屋の窓から、ちんまりと東京タワーがいつも見えていて、何となくどことなく、好きだった。

展望台から見える大きなヒトデ


星型とも言うのかもしれないが…
高速道路などで構成された都心らしい道の交わりは、当時から海洋生物が大好きだった私にとって光輝き生命力のあるヒトデの様に目に映った。

撮った写真は、その後大切にガラケーの待ち受けにしていた。

何度か登っているので、ヒトデを認識したのが、どんなタイミングでどんな心情であったかは忘れてしまった。
全てが混ざり合ったような記憶。
わたしにとって、珍しいことかもしれない。

思い出はヒトデだけではなく、降る時は階段を使ってみたくて、ぎゃーぎゃー騒ぎながら沢山はしゃいだ記憶もある。危険だよ〜笑

階段利用は日中だけだから、ヒトデ回とはまた別の機会なんだろう。


大人になって、展望台にあるバーでホットドッグとコーラを楽しんだこともあったっけ。同行者がお腹を空かせていたのだ。

せっかくバーがあるのにお酒じゃないのか、って話なんだけど弱いんです。
私も私の周りも。

こんな風に、弾丸で行くことが多いんだなぁ。
多分きっと魅力に吸い寄せられるんだ。

ミッドタウンの公園などから見る、ライトアップされたあたたかみのある外観も好きだけれど、何よりこのヒトデに会いたい。


この気持ちが高まるとき、展望台まで行くのかもしれない。

高さが1番では無くなってしまっても、
どうしてもこの東京タワーが愛らしい。



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週末に、初めてVIP階を愉しみました。

ウェルカムドリンクなんてあって、
それはそれは特別な体験でした。

東京タワーのVIPは、
Very Impressive Panoramasって意味なんだよ!
なんて書かれている記念写真もいただいてしまって、閉館ギリギリまで居てしまいました。


ああ大好きな景色に、
また思い出が重なった。



こうやって私は生きていくのだ。
いつもありがとう。

えりさ

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