巡らすだけの悲しみは増すばかりで
前に進んでいるのだか、後ろに進んでいるのだかも分からない。色んな事が面倒になってきて、全てを無に帰す妄想なんかを続けている。再び何かをはじめる、という事の可能性について、悲しいほど夢想を巡らしているけれども、巡らすだけの悲しみは増すばかりで、正直、私は心にぽっかりと穴が空いた生きものになり果ててしまった。
とりとめのない文章を刻んでいる。自分でも、とりとめのない思考に落ち込んでいるのがわかる。そういう時には、一体どういった文章を書いたものだろうか。落ち込んだ日には落ち込んだ