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ソロ公演万象連歌vol.5「Little songs」~ココニイルオト~レポート


ソロダンス公演万象連歌vol.5「Little songs」~ココニイルオト~
無事終了しましたお越しくださった方々、お手伝いくださった方々
支えてくださった方々、来られずとも心を寄せてくださった方々
見守ってくださった方々、本当にありがとうございました

そして、ソロ公演といえど、
この場を共に創造した仲間
ムリウイのたけしさん(照明、その他たくさんたくさん)
踊り仲間で今回は受付、前説、音響までやってくれた前田ゆきのさん
衣装の田村香織さん

絶妙なところを感覚で汲み取ってくれてよきところに
すっとはめてきてくれる信頼して明け渡せる人たちです
そういう人たちと共に場を創造していけることの
ワクワク感と有り難さを改めて感じました
ありがとうございます

さて、今回は本番までほぼほぼ1人作業だったのですが、
創作の過程で自分の中にぐっと入って潜って、探す、悩む、
みたいなことは今回はほとんどなかったような気がします

作品の大枠はずいぶん前からできていたこともありますし、
組み込まれていた過去作品はその時にちゃんとある程度掘っていたこともあるけれど

でも、今回の作品は

こどもたちとのことだったり
奉納舞をすることだったり
自然の中での作業だったり
ちゃんと景色を見ることだったり
そういう日々のことを1つ1つ
ちゃんとやった方がいいだろう
と感じていました
そこにあまり迷いはなく

それでも5月に入って作品をつめていく中では
やっぱりわからなくなったり、滞ったり、
迷いが出てきたりすることも

でも、そんな時必ず
なんらかの存在が行き先を教えてくれました

音楽だったり、衣装だったり
過去の自分の作品だったり、うちのテラスの植物だったり
山の霞だったり、ある日の夕暮れの色合いだったり・・・・・
一緒に踊って教えてくれました

だから、わからなくなっても
あまり心配じゃなかった・・・前日までは笑

今回の作品は、本番のその場でしか
完成できない部分もあったので、
やることはやっておくけど、
余白も残しておく、と思っていたのですが

当日の朝に急にそこが不安に笑
余白、残し過ぎてないだろうか??!
これで大丈夫なのか??!

当日だからもう肚くくるしかないんだけど
なんだか電車の中でどうしても、もやもや~
と思っていたら、

そこに一通のメッセージが

今回は家庭の事情で行けないけれど
応援してます

という内容だったのだけれど
その中のある言葉が
すーっと私のそのもやもやを溶かしてくれて
まさに、その時の私に必要だった言葉がやってきて
本当に有り難かった
これで大丈夫!って思えました

受け取る気持ちがあれば
受け取れるんだなあ…

そうやって、いろいろなことが一緒に
作品を、場を紡いでくれました

1人作業だったけど
振り返ると全然1人作業じゃなかったな

今回の作品
「Little songs」~ココニイルオト~

初めに考えていたこととは、構成などずいぶん変わったけど
結果的にはすごくテーマに沿ったものになっていってたんだなあ…
過程もぜんぶ

私がここにいる音(気配)
あなたがここにいる音(気配)

すでにここにある音(気配)
ここにあった音(気配)

そんなものたちに聴きながら紡ぎ、
舞い踊りきることができました

ありがとうございました
なんだか余韻がよい感じです


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