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なぜつみたてNISAを選んだのか?

ご注意

この記事は自分自身の記録として書いているものです。
ですから、投資方法や銘柄等、特定のものを推奨しているものではありません。
また、記事を参考にして頂くのは自由ですが、その結果等について当方では一切の責任を負いません。ご自身の判断・責任においてご利用ください。


なぜつみたてNISAを選んだのか?

つみたてNISAを選んだ理由として、前回記事では「老後の備え」「実験?」ということを書きました。
この理由についてもう少し深堀したいと思います。


課税の問題

非課税投資枠の取扱い(金融庁ホームページより)
つみたてNISAでは、毎年40万円を上限として一定の投資信託が購入可能です。
各年に購入した投資信託を保有している間に得た分配金と、値上がりした後に売却して得た利益(譲渡益)が購入した年から数えて20年間、課税されません。

入口(投資したタイミング)で所得税の控除が受けられる商品等(iDeCoや生命保険会社の個人年金など)は、出口で課税されます。しかし、退職所得控除(例えばiDeCoを一括で受け取った場合)や公的年金等控除(iDeCoを年金として受け取った場合)があるので、出口ではほとんど課税されないのかもしれません。ですが、例えば会社員が退職金を受け取るタイミングとiDeCoを一括で受け取るタイミングが重なると控除額をオーバーしてしまう可能性もあります。

同様にiDeCoを年金で受け取ると、公的年金である老齢年金の受給と重なり、こちらも控除額を超えてしまう可能性もあります。
まあ、色々と受け取り方を考えて対応すれば、クリア出来る問題なのかもしれません。

個人的には、将来色々と考えるのが面倒な気がしました。

つみたてNISAは20年以内に解約して現金化した場合、利益部分の課税はありません。

好きなタイミングで現金化が可能

iDeCoの場合、60歳にならないと現金化出来ません。
私のように51歳から始めると10年は加入しなくてはいけないので、61歳にならないと現金化出来ません。
その点、つみたてNISAは自分のタイミングで現金化が可能です。もちろん、ある程度の年数が経過する前に現金化するつもりはありません。


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運用期間

つみたてNISAは20年目までは利益に課税されませんし、20年経過した後も一般口座に移せば運用の継続も可能です。
iDeCoの場合、51歳から始めるには運用期間が短いことが気になります。

私の場合、良い運用成績が期待できる(もちろん将来のことなので確実ではありません)商品を15年以上運用することで、元本割れのリスクを回避することを考えていますので、ある程度の運用期間必要になります。

運用期間のコスト

iDeCoの場合、始める時にかかる手数料(加入手数料)や運用期間中毎月かかる口座管理手数料が必要になります。
金額的には僅かかもしれません。ですが、実質入口の元本が減った状態から運用をスタートさせるようなものなので、良いことだとは思えません。
つみたてNISAの場合、このようなコストはかかりません。

まとめ

私が、つみたてNISAを選んだ主な理由について書いてみました。
今回は主にiDeCoとの比較の面になりました。
やはり運用期間といつでも現金化が可能なことは大きいと思います。
また、51歳からつみたてNISAを始めたということも色々と影響しています。

大切なので2度言います

この記事は自分自身の記録として書いているものです。
ですから、投資方法や銘柄等、特定のものを推奨しているものではありません。
また、記事を参考にして頂くのは自由ですが、その結果等について当方では一切の責任を負いません。ご自身の判断・責任においてご利用ください。

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