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今だからこそ1010宅論 〜2020

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facebook 北千住島プロジェクト 内で毎年展開される企画の2020年版です。 今年のテーマは、暮らしについて7つのストーリーがアップされています。
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記事一覧

僕たちが千住で暮らす理由

千住の住人と付き合うようになって、街にほれ込んで住んでいる人が多いことに驚く。どこでも良…

#千住暮らしプロジェクト

最近よく耳にするようになった『暮らし』という言葉。<生活>や<習慣>ではなく暮らし。僕た…

連なる屋根を駆ける

海外の特徴的な街並みの屋根を飛び跳ねながら犯人を追う行為は、映画のワンシーンとして強烈な…

外部環境との関係をつくる

住宅のエネルギー効率を高めるためには、外皮の断熱性能を上げる必要がある。窓は外部環境の影…

ローカルスタンダードな間取りとは?

週末にとなりまちを訪ね、多くの古い建物を見てまわった。長い期間残ってきた建物は、その場所…

価値観の転換

社会情勢やライフスタイルは、常に大きく変化する。僕たちが住んでみたいと思う場所も、その時…

棟梁がいる街

少し前の時代を考えてみると、地域には必ず棟梁(大工)がいた。建てたい家を伝えて、あとは任せておけば棟梁が家の面倒を見ていてくれていた。古くなって壊れかけた軒先をいつの間にか直してくれたり、常に地域全体に目を光らせて街をキレイに整えてくれていた。 千住の古い建物を見ると、時々、あ〜まちのことを考えているな!と思える「意志」のようなものを感じることがある。そういえば、もともと幕府に仕え江戸城や日光東照宮の建設に関わった大工・甲良家の別邸等もあり、地域全体が古き良き棟梁の技術にあ