日本の浮世絵を救ったお雇い外国人フランシス・ブリンクリー (通称ベンケイ)
明治維新により古美術界に大きな出来事がありました。
それは古美術品の大暴落です。
廃仏毀釈、徳川家は800万石を取り上げられ、駿河70万石に領地を変更されることによる江戸退去、参勤交代の廃止による各諸藩の退去などで古美術が大暴落し、それは浮世絵も同じでした。
浮世絵は1枚蕎麦の値段(そばは16文、浮世絵は16文から24文くらいだったので、厳密にいえば蕎麦よりは少し高い)なので現在の雑誌やポスターと同じ感覚の消耗品でした。
浮世絵を壁に飾れば時とともに色が落ち紙は焼けてきますが