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俺の路地学〜 2017

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Facebook ページ上で2016年よりスタートした、エリアの特徴を捉える活動、島プロRide on。1週間で7つのストーリーが展開されています。2017年は、俺の路地学です。
運営しているクリエイター

#千住暮らしプロジェクト

リビングヘリテージな島を目指して

リビングヘリテージな島を目指して

北千住「島」プロジェクトでは、【千住島 巨大迷路を突破せよ!!】と称して島の端から端までを歩きまわってきた。住宅地図で事前にルートを決定し、現地を見ながら行ける範囲を確認をしてまわった。約50回におよぶ路地探訪はSNSの過去ログを見ていただきたい。
現地を訪ねると実に様々な路地があり、その多様さに驚かされた。訪れるエリアによって特性や雰囲気も様々であるが、意図的に作られたものではなく自己発生的にで

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エバンジェリストの存在

エバンジェリストの存在

路地の魅力とは関係なしに、路地に面した建物の建替は、接道条件や道路提供等のハードルを乗り超えなくてないけない。敷地形状や道路づけによっては、この条件があまりに厳しく、建替を断念している事例をよく耳にする。
約70年前に日本全体にかけられた法律の網掛けは、千住のような特に密集・狭小敷地市街地では適合していないように思う時がある。今後このまちがどう変化していくのか、10年や20年後のまちの姿を考える。

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防災と島シェア学のすすめ

防災と島シェア学のすすめ

弱点に思えることがあればあるほどお互いに結束できる。長い歴史の中でまちを守るために様々な活動を行ってきた。数え切れないほどの消火器や自衛消防隊の活動、スタンドパイプの利用促進もその一つと思われる。
ここ数年、あるエリアでは防災に関するワークショップが開かれている。小学校では毎年防犯や防災の呼びかけが行われる。僕たちの街はやはり結びつきが必要なんだと気付かされる。
残念なことにこうした活動により街の

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はみだす力

はみだす力

最近のトレンドでもある「分散配置案」の最も有名な作品は「森山邸」だろうか? 大小のブロックがおもちゃ箱をひっくり返したように配置されており、その隙間を歩きながら居室間を行き来する。内部と外部の境界はスケール感のない窓によって不明瞭となり、自分の居場所を見失ってしまう。原先生が敷地から計画がはみ出していると表現したのを思い出す。
路地の魅力は、この「はみ出し感」ではないかと思う。敷地境界がはっきりせ

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フィラメントの番人

フィラメントの番人

今日は明かりの話です。
まちをよくみると、場所によって明るさや色彩の違いを感じることができる。路地の多い街は通路や建物の隙間に影が落ち、その光と影のコントラストから、時間や季節感など明るさに対する感覚が研ぎ澄まされていく。影は、適度な湿気と涼をまちに運び、路地裏の雰囲気を形成する。
千住島は、緩やかではあるが中心に人が多く集まり、その外周部へ向かうに従い、裏千住や奥千住という言葉がうまれるように、

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グーグル旅行者がみる千住

グーグル旅行者がみる千住

ネット上で世界中の都市を見てまわることは普通のこととなった。現在では細い路地や建物の中など設定された範囲で行き来することが可能となっている。世界中のどの場所からでも直接訪れることなく都市を把握できる画期的なツールだ。
では北千住を捉えようとした時に、《行ける範囲》と《行けない範囲》の区分はどう決められているのだろうか?路地を多く抱える北千住ではその全てが《行ける範囲》となっているわけではなく過渡期

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ガラバゴス・ミックス・シティーと名付けよう!!

ガラバゴス・ミックス・シティーと名付けよう!!

極端な都市形成の事例としてベネチアや軍艦島をあげて見よう。この両島は、ガラバゴス諸島の生態系に見られるように独自の進化を遂げて、他の都市とは違う風景がつくられる。自然発生的につくられた街並みは、やがて島の中で飽和状態となり、外部からの刺激に対し、ある意味で鈍感な変化を示すようになる。
北千住は一部はつながっているものの、緩やかに社会の刺激を受けながら独自の進化を遂げてきた。あらかわと隅田川に囲まれ

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