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エバンジェリストの存在

路地の魅力とは関係なしに、路地に面した建物の建替は、接道条件や道路提供等のハードルを乗り超えなくてないけない。敷地形状や道路づけによっては、この条件があまりに厳しく、建替を断念している事例をよく耳にする。
約70年前に日本全体にかけられた法律の網掛けは、千住のような特に密集・狭小敷地市街地では適合していないように思う時がある。今後このまちがどう変化していくのか、10年や20年後のまちの姿を考える。
建替の手立がないわけない。街区全体を巻き込んだり、道路の条件を設定したり。どちらにしても、それだけの人を動かすのであれば、まちがどうありたいというシナリオとビジョンが必要となる。
路地の魅力を伝え続けてくれるエバンジェリスト(伝承者)の存在が必要だ。
「こんなに素敵な路地だから守り続けたい。」
と語り続けてくれる人。。
明日は、〜リビングヘリテージな島を目指して です。

この投稿はFacebookページで2017年7月30日に投稿されたものです。1週間でお届けする島プロライドオン〜《俺の路地学》その6です。


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