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グーグル旅行者がみる千住

ネット上で世界中の都市を見てまわることは普通のこととなった。現在では細い路地や建物の中など設定された範囲で行き来することが可能となっている。世界中のどの場所からでも直接訪れることなく都市を把握できる画期的なツールだ。
では北千住を捉えようとした時に、《行ける範囲》と《行けない範囲》の区分はどう決められているのだろうか?路地を多く抱える北千住ではその全てが《行ける範囲》となっているわけではなく過渡期的な状況となっている。
島プロでは住宅地図をツールとして、地図に記されている道は《行ける範囲》であると判断し路地探訪を行なってきた。ただ歩くと意外に《行けない範囲》が存在する。
行けない範囲は、物理的にゲート等が設けられている場合、明らかに入って欲しくないという意思を感じれる場所等様々である。また仮に行けても、壁一枚隔てて生活を感じれる細い路地を通る場合、やはり用もないのにその場所へ訪れることへの遠慮の気持ちが生まれる。それでも消火器や街路灯がその先に見えたたりすると、一般の人も迎え入れてもらえている気になりほっとする。
路地とはその幅員だけでは語れない性格の違いがあり、地図や観光マップ、スマホを手に現地を訪れてみたい。

明日は、〜フィラメントの番人です。

この投稿はFacebookページで2017年7月25日に投稿されたものです。1週間でお届けする島プロライドオン〜《俺の路地学》その2です。

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