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わたしがSNSをやめた理由




昨日の記事で少し触れたけど、
わたしは1ヶ月前 SNSをやめた。

SNSといっても、
LINEは仕事の連絡等で必要なので、
TwitterとInstagramだけだけど。

やめたといっても、
完全にアカウントを消したわけではなく
アンインストールしただけだけど。



SNSをやめて、
1番最初に気付いた、恐ろしく驚いたことが、
携帯を持ち上げて、ロックを解除した後に
無意識にそのアプリがあったところに
指を伸ばしてしまっていたことだ。

仕事の休憩中はもちろん、仕事終わり、
家にいる時でも。
最初の5日間くらいは この癖とともに
それに対する恐ろしさが付いて回ってた。

典型的な依存だ。
自分ではそこまで酷くないと思っていたけど、
無意識って、ほんとこわい。



そもそも、わたしがどうしてSNSから
距離を置こうと思ったか。


8月22日、朝9時ごろ、
前日に降った雨の匂いが少し残る、
新宿のスターバックスで


わたしは少しの間 SNSから離れようと決めた。



理由は簡単、よくあることだ。


疲れた。


これだけ。
いやこれだけといっては簡単に済ませすぎか。

あの日の少し前、
わたしにとって、すごく悲しい出来事があった。
(ここ大事、わたしにとってってだけ)

嫌な勘が頭を回るようになってからも、
最悪なことに、それが当たってしまってからも、
わたしはずっと悲しかった。


でもSNSを開くと、
もう分かったよ、って、嫌になる程
その情報がなんども流れてきて
目に付いて、なんども悲しくなって、
しまいにはなぜか悔しさまで感じるようになってた。


わたしはこんなに悲しいのに、
それでもこんなに悲しいのは
なんがかわたしだけだったみたいで、

自分だけ、気持ちの整理がつかないまま
置いていかれているような気がした。


その感覚で、また、悲しくなった。



そして、あの日あの朝
仕事までの時間潰しで入った
スターバックスで、ぼーっとしながら思った。


疲れた。

仕事や生活で、いっぱいいっぱいな はずなのに
SNSの画面に一喜一憂させられている自分が
馬鹿らしく思えてきたりもした。


ちょうど仕事でもいろんな
悩みが大きくなりはじめたときで、
正直、夜眠るのも、朝起きるのもしんどかった。
そんな時に、自分の気持ちを
更に沈ませてくるようなSNS。
そんなものいらないって 思った。


SNSから距離を置くことだけ、
みんなに伝えて、そのあと、
アプリを消した。

とりあえず、1ヶ月くらいは離れてみようと思った。



その足でスターバックスを後にして
職場に向かった。
なんだかあの青い箱と虹色の箱を
置いてきただけで、

肩がとても軽くなったような気がした。




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