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夏の美容室の換気対策につかえる助成金の話

普段は美容ディーラーの営業として、美容室・美容師の方が必要としている商品や教育の情報をお届けしています。

コロナ過(もうコロナの話は言いたくない)において新商品や新メニューの検討も大切ですが、美容室・雇用しているスタッフを守る事に注力されている方が増えていると感じましたので、新しい助成金の情報を記事にしたいと思います。

大規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入支援事業

緊急事態宣言が解除になって以降、3月4月に美容室に行きたくても行けなかったお客様が押し寄せている美容室が多いのではないでしょうか?
ただ新型コロナウィルス終息したわけではない為、予約制限を設けたり、セット面の間隔をあけるなど工夫をしながらの営業だと思います。

様々な工夫の中で、ほとんどの美容室(構造上出来ない美容室もある)が行っているのは換気です。定期的に窓を開けて空気を入れ替えたり、窓や入口を開けた状態で営業をしたりしています。
5月中旬くらいまでは新鮮な空気が入ってきてお客様だけでなく、働いているスタッフの方も気持ちよく美容室で過ごせたと思います。

しかし梅雨入りし雨が店内に入ってしまうため窓を開けっぱなしに出来ない、夏は暑い日が続けばエアコンで店内の温度を快適にしていても窓を開けることで快適な温度を守ることが出来なくなる事が考えられます。

高機能換気設備とは?

そこで必要になるのが、高機能換気設備です。

一般的な換気設備:換気と同時に熱(エアコンによって冷まされた温度)も外に排出
高機能換気設備:熱(エアコンによって冷まされた温度)は室内にとどめて空気だけを入れ替える

実際にどんな設備なのかは下に貼っておきます。
(他にもあると思いますが、エビデンスの取れている商品の代表を2つ貼ります)

設備導入費について

高機能換気設備の導入にあたり費用がかかりますが、4月27日の日本経済新聞によると導入費用の2分の1~3分の2を助成してくれるとの事です。
記事中では飲食店などとなっていますが、美容室も対象になります。

高機能換気設備導入の助成の狙い

一般的な換気設備では外気がそのままの温度で室内に入り、室温を保つために冷房や暖房を強く利かせる必要があります。

高機能換気設備は密閉空間にならないように換気能力が高いだけでなく、同時にエネルギーの無駄遣いを防ぐこともできます。

環境省は、高機能換気設備を導入した飲食店や美容室の入り口に換気の良いことを示すステッカーを貼ったりして、高機能換気設備導入店が未導入店と比較することも検討しています。ステッカーを貼ってあるお店の方がお客様の入りが良いことが確認出来れば、データをもとに高機能換気設備の導入を勧め、CO2排出量削減にもつなげていくことを目指しています。

興味のある方は、環境省ホームページの資料も貼っておきますので詳しくはご確認下さい。


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まとめ

髪の毛をきれいにして外見も中身もリフレッシュしたいと来店されるお客様のために少しでも快適な環境を用意したい美容室は多いと思います。
環境整備はお客様の満足度に繋がりますので、今回の記事が参考になったら嬉しいです。
今後も美容室にとって少しでもお役立ちできるような記事を発信していきますので、引き続き宜しくお願いします。



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