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英語を6か月で習得する方法

様々な専門家の話を聞くことができるTed Talksで面白いビデオがありました。「どんな言語でも6か月で習得できる方法」というもので、2200万回も再生されています(2020年9月時点)

ここで紹介されている言語習得の秘訣をまとめておこうと思います。

5つの原則

#1 Focus on language content that is relevant to you -学習内容を自分自身に関連付ける

「他人事」ではなく「自分事」として考える。実際に英語を使ってどんなことが出来るようになりたいかを常に念頭に置く。

#2 Use your New language as a Tool to Communicate...From Day 1 -「コミュニケーションの道具」として使う

とにかく自分で「使う」。

#3 When you first UNDERSTAND the MESSAGE, you will unconsciously ACQUIRE the language! - 内容を前もって理解しておけば言語は無意識のうちに身につく

文法学習よりも内容の理解を優先する。様々な研究で「理解に重きを置いた学習」をしたグループの方が「文法を学んだグループ」より習得度が高いという結果が報告されている。

#4 Physiological training - 言語学習は筋トレと同じ

文字どおり口の筋肉を鍛えることが大事。聞き取れない音は理解できるはずがないのだから聞いて自分で発音して音を頭に刷り込むのが大事。

#5 Psychological state Matters! - ポジティブシンキング

理解できなくてもリラックス。完璧を求めて「できない自分」にイライラしてしまうとその気持ち自体が成長の妨げになってしまう。すべてを完璧に理解する必要はないのでいま分かる部分に集中する。

7つの行動

#1 Listen A LOT! - とにかく聞く

理解できるかは関係なく、とにかく言語のリズムやパターンに脳を浸す。

#2 Focus on getting the meaning FIRST - 言葉より意味を知ること

ボディランゲージやすでに知っている言葉、文脈から意味を推察する。

#3 Start Mixing! - 単語を組み合わせる

完璧でなくていいから単語を並べて文章をつくってみる。

#4 Focus on the Core - 必要最低限に集中する

英語の場合3,000語覚えれば日常会話の98%をカバーできる。

#5 Get a Language Parent - 間違った英語であれ自信をもって話せる相手を見つける

これが難しいポイント。小さな子供が話し始めた時の親のように、間違った英語でも理解しようと努力してくれて、無理に訂正はしないけれど、適切なフィードバックをくれる安心して話せる存在を探すこと。やはりオンライン英会話等のサービスが必須になってくるのかなと感じる。ただ、自分の英語を録画して自分で見返すという方法もある程度英語の基礎ができた人であれば有効か。

#6 Copy the Face - 顔の動きを真似る

ネイティブの口の動きをよく観察、真似して同じ音を出せるように練習する。これはYouTubeなどで検索すれば色んな練習素材を見つけられる今、だいぶ実践しやすくなっているように思う。

#7 Direct Connect to Mental Images - 視覚イメージと紐づけて記憶する

「fire」=「火」のように言葉を言葉で覚えるのではなく、絵や写真のようなイメージで捉える。アメリカ現地の英語教室でも「Google image」で単語を検索して視覚イメージとして定着させることをおすすめされました。

以上です。

まとめ

どれも口にするのは簡単、実践は難しいといったところですが、個人的には「自分本位」で主体的に勉強することと、「完璧」を求めないリラックスした気持ちについては気の持ちようなので実践に移しやすいように思いました。(実際、完璧を求めるあまり失敗を恐れて英語を使う場面から逃げてきた経験が数え切れないほどあります)

何よりやり方によっては6ヶ月での英語習得も夢じゃない!ということをモチベーションに、英語学習を続けていきたいと思います。


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