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【読書記録】016 倒れない計画術

やっと読書記録書けました…!

今回もメンタリストDaiGoさんの本です。

この本を読んだきっかけについてですが、前回の読書術の本で学んだ『メンタルマップ』の方法で紹介したいと思います。

①なぜ、この本を読もうと思ったのか?
→いつも計画倒れしてしまう。また、この春から放送大学に入学したこともあり、正しく計画を立てる方法を学びたいと思ったから。

②この本から何を得たいか?
→計画倒れしない計画の立て方。

③読んだあと、どういう状態になりたいと願っているのか?
→この本で知った方法を基に計画を立てて、余裕をもって計画を実行できるようになりたい。

だいたいいつも計画倒れの私。学生の頃からテストも提出物も、いつもおしりに火がついてから慌ててやるタイプでした…(苦笑)
計画を立てた当初はやる気があっても、途中でその日の目標が達成できなかったら、そこから一気に計画が崩れ去ったり、受験みたいな長期的なことだと「まぁまだ期間あるしどうにかなるでしょ!」と計画も大して立てずに気の向くままに取り組んでいました…。
それでもどうにかなっていたので、この調子でそのまま来てしまいました。

実は4月から放送大学の選科履修生になりまして、とりあえず1年間、心理学を勉強してみることにしました。
普段仕事をしながら勉強時間をどう確保するか、学生の感じで何となく手をつけるのではうまく進まないな、と考えて読むことにしました。
(実はまだ全然勉強が進んでいません…(汗)中間課題の提出もあり、もうそろそろ勉強に本腰入れないとおしりに火がついてる状態です…)

計画立てる上で失敗しやすいこと、正しい立て方のメソッドがたくさん載っていました。
失敗しやすいことは、心理学的にもみんなが陥りやすいということが多くて、「私だけじゃないんだな」と安心した部分もありました。
これから取り入れたいなと思うことについて、備忘録も兼ねてまとめていきたいなと思います。

1 自分の1日のすべての行動のログを取る

人は何かに取り組むとき、かかる時間や労力を軽めに見積もってしまう傾向にあり、それを「計画錯誤」と言うそうです。
それを解消するための方法として、以下の方法が挙げられていました。

最初の2週間で、仕事や日常生活を送るうえで行っているあらゆる作業にどれだけ時間がかかっているのかを測る。

一時期スケジュール管理の方法にハマっていた時に、タスクシュートやたすくまなどのツールを使って自分の1日を細かく記録していくと良いというのを見かけたのですが、「これはやるの大変じゃないかな…」と尻込みしてしまい、結局やらずじまいでした。
でもやっぱり、自分が普段の行動(化粧の時間、食事の時間、スマホいじる時間など)で何か減らせる時間はあるのか、そういうのを考えるためにも、ログを取るというのは大事なんだなと、この本を読んで改めて思いました。
今使っている手帳は時間軸のあるバーチカルタイプなので、予定を書いている右端の方に、記録を取っていきたいです。

2 3つのCで達成イメージを高める

3つのCとは

①Challenge:挑戦
②Controllability(制御可能性):自分の思い通りに過ごす、という意味
③Careful plannning:綿密な計画、段取りを立てる

というもの。

・自分で決めて段取りした過ごし方ができると、人は幸せを感じられる。
・入念に計画を立て、段取りをつけた休日を過ごすと、その効果は8週間持続する

確かに、休日に「今日は何時ごろまでに掃除を終わらせて、用事済ませたらこれやって…」と決めたことができると、達成感が感じられます。

・3つのCの1つめである挑戦は、大それたものでなくでも、自分にとって新しいことであることがポイントで、例えば大掃除、ドラマ一気見、とかでも良い。
・また、ぎっちり詰め込みすぎた段取りは逆効果になってしまう。確実に達成できる段取りを組むことが大事。
★「今日という1日を自分でコントロールする」という意識を持つ
 →毎朝10分ほど、その日の予定を考える時間を作る

★をつけた部分については、考えて行動できるときもあるけど、毎日はできていないし、入念に計画を立てているとは言いづらいので、もう少し詳しく予定を立ててみたいなと思いました。

3 挫折を前もって計画する(チートデイ)

・あらかじめ「何もやらない日」、つまりサボる日を予定に組み込んでしまうという方法。
・特に長期的な段取りで進めていくものに有効。

・その日の朝に「今日はやる気が出ないからチートデイにしよう」と決めるのではなく、事前に「○日はチートデイにしよう」と決めることが大事。

・チートデイは2週間に1回くらいのペースで決めるのが良い。

まさに、私は「今日は寝坊したから○○をやるのはやめて、のんびりしよう~」ということをやっていました…。
事前に「今日は何もしない!」と決めると、罪悪感を感じずに済むから良いなと思いました。

4 スケジュールの書き方

最後の6章に、スケジュールの書き方が載っていました。
後から振り返りやすいことから、DaiGoさんは今はGoogleカレンダーを使用しているそうです。その考えは納得だったのですが、職場でGoogleカレンダーを使えないので、私は紙の手帳で行こうと思います。
アナログでもデジタルでも、どちらでも使える内容でした。

・スケジュールには予定でなく、ふだんやる行動を書き込む
・自分が取る行動とそれにかかる予測時間も書き、実際にやってみて何分かかったかも記録する。
・1つの予定をこなしたら、そのやり方や段取りが良かったかを自己採点(○、△、× でも、10段階評価でもOK)
・スケジュールには、何を達成するかも書き込む(ex)移動時間に読書する)
・できるだけスケジュールに空きを作る(詰め込みすぎない)
・その日感じた悩みなどもスケジュールに書き込む

特に悩みを書き出すことは、それによって脳へのストレスも減らせるし、1~2年後振り返ったときに、その悩みが大したことなかったと実感できるそうです。
その経験を繰り返すことで、悩みに対するセルフマネジメント能力が高まり、今の悩みに足を引っ張られて行動が制限されてしまうこともなくなる、というもの。

その日感じた悩みまでは書き込んでいませんでした。手帳を開いたときに、悩みとか辛かったことを書くとテンションが下がるかなと思い、あえて楽しかったことを書くようにしていました。
手帳とは別にノートを持ち歩いていて、そちらにはカウンセリングでやり方を教わった認知行動療法の手法で、悩んだことを書いて認知の歪みを認識していく、なんていうこともやっていますが、それでも時間がないことを理由にして書かないことが多いです。
認知行動療法はカウンセリングに行き始めた半年前から始めたものですが、その当時のノートを見返しても、「あ、そういえばこんなことで悩んでたんだ」と思うことが多いです。時間がたてばその悩みは忘れられる程度のもの、というのには納得できます。
この6章を読んで、もっと悩みを書いていこうと思いました。ただ、手帳でなくてもノートでも良いかなとも思っています(手帳はスペース限られてますしね)。

最後に

この本を読んでみて、これまでいかに自分がふんわりと計画していたのかを思い知らされました。
たぶん最初は所要時間の見積もりが甘くて、うまく行かずにがっくりくることもあるでしょうが、徐々に計画倒れしないようにしていきたいです。

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