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【読書記録】015 知識を操る超読書術

noteでの読書記録2冊目の投稿です!

「この本気になる!」と思って買ったのに、いざ読み始めると途中で読み切れなくて挫折…ということがちょくちょくあります。
1冊の本を読み切れないと「あぁまた読めなかった…」と凹んでしまうので、少しでも読み切れないのをなくしたいなと思ってこの本を購入しました。

読書するときに取り入れたいなと思うことがいくつもあったので、まとめていきたいと思います。

1 スキミング

スキミングとは、「拾い読み」のこと。その本が読むべき本なのかを判断するための手法です。

①表紙・帯を読む(本の要点が書かれているので、その本のメインテーマが分かる)
②目次を読み、「気になる」「まだ知らない」と思った章や見出しを探す
③気になる1つの章を読む(自分のレベルと照らし合わせてみる)

読み続けるモチベーションが維持できる本とは、8割程度はスラスラ読めて、2割の引っ掛かりがあるレベルの本だそうです。
難しくて読み進めるのが難しければ、その本がテーマとする分野の「基礎知識」を得ることが大事。
その分野の入門書や教科書を読んで、基礎知識の土台を作ると良いそうです。

2 メンタルマップ

メンタルマップは本への興味を持続させ、途切れた集中力を復活させるためのもの。
本を読む前に以下の3つの目的を考えます。

①なぜ、この本を読もうと思ったのか?
②この本から何を得たいか?
③読んだあと、どういう状態になりたいと願っているのか?

DaiGoさんが著書の中で勧めていた、「メンタルマップを書き出したメモを本に挟んで、読む前や読んだあとにこの目的を見るようにする」、という方法を、この本を読むときにも実践してみました。

①なぜ、この本を読もうと思ったのか?
→本を読んでも内容を覚えていないこともあるし、1冊読み切らないことも…。これらをなくしたいから。

②この本から何を得たいか?
→本の内容を理解し、活かす方法を知りたい。

③読んだあと、どういう状態になりたいと願っているのか?
→本から得た知識を日々の暮らしの中に活かせるようになりたい。

私は本を読んで「ここ大事だな」「響いたな」というところにふせんを貼って読んでいます。
でも、あれもこれもと貼りまくってしまい、後で読書記録のために振り返っても、まとめるのに苦労していました。
メンタルマップを思い出しながら読めば、自分にとって本当に必要なところが見えてくるのかなと思います。

また、このメンタルマップは他のことにも使えるなと思いました。
私は手帳術なんかも好きで、ほぼ日手帳やジブン手帳、逆算手帳…などなど、いろんな手帳を試しては続けられず、を繰り返してきました(苦笑)
だいたいは、「毎日続けられなくなって嫌になる」とか「きれいに書くことを求めすぎる」とか、手段が目的化してしまうことが原因だったなと思っています。

何か新しいことを取り入れたいときは、この3つの目的を考えて、頻繁に見るようにしておくことで、手段と目的が逆になったりを防げるんじゃないかなと感じます。
当たり前ですが、なぜこれを選んだのか、という目的を考えるのって大事だなと思いました。

3 キュリオシティ・ギャップ

キュリオシティとは、好奇心のこと。
好奇心を刺激すると、脳の「報酬系」が活性化され、隣接する海馬(記憶力をつかさどる部分)も活発に動き、記憶力が上がるというもの。

やり方は以下のとおりです。

①これから読む本のジャンル・テーマを確認する
②ノートの見開きの左ページに、本のジャンル・テーマに関する自分がすでに知っていることを書き出す
③本の目次をスキミングしながら、ノートの右ページに興味・関心が刺激された見出しを書き出す(興味が湧いた知らないこと)

この手法は、スキミングと一緒にやれば良いかなと思いました。
ノートに書くのも良いけれど、本を読みながら見返せるように、コピー用紙に書いて4つ折りくらいにして、本のしおり代わりにしてみたいです。

4 予測読み

①本のタイトル・著者のプロフィール・目次・帯をチェックし、どんなことが書いてあるのか予測し、箇条書きで書き出す
②実際に読み進めたとき、予測との違いを比較する

①で目次を見ながら予測するとき、「どの章が今の自分に役に立つのか」「どこに一番欲しい情報が書かれているのか」を考えるのが大事とのこと。

この予測読みも取り入れるときには、ノートに書いて残したいなと思います。
できれば、スキミングやキュリオシティ・ギャップと一緒に見える化したいです。
色々考えてみたのですが、『メモの魔力』のノートのレイアウトで書くと良いのでは?と考えています。
次の本を読むときに試してみたいです!

5 要するに読み

本を読み終えたとき、きちんと自分の中に残しておきたい内容を「自分の言葉」で要約し、まとめる

要約するときは、今ある自分の知識や体験と紐づけて、感想や感情を入れると良いとのこと。

本で気になった内容をノートに書き写すこともあるけれど、見返してもなかなか覚えられないことが多いです。
自分の言葉で、自分の感想や感情を入れて書くことで、より記憶に残りやすくなるんだということが分かりました。

最後に

まえがきにも書かれているのですが、最初から最後まで全部読む必要はなくて、知りたい章から読めば良いとのこと。
しかも、1冊を全部読まなくても、自分が知りたいことが書かれているところを読んで理解できれば良いと書かれていることも、目から鱗でした。

私が本を読めなくて挫折するのは、最初から順番に読んでいくうちに、だんだん「なんでこの本を読もうと思ったのか?」という目的を忘れてしまい、モチベーションが下がってしまうからでした。

私が取り入れたいと思ったこの5つの方法も、一気にやるのは大変だから、少しずつ取り入れていきたいです。

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