【人生ベストバイ！】ホームサウナあつあつ君がやってきた

世は空前のサウナブーム。
漫画「サ道」によりサウナ→水風呂→休憩のサイクルで「ととのう」、サウナトランスが世に知られることとなった。

マンガ サ道 ～マンガで読むサウナ道～

僕も「サ道」を読んで5年ほど前からサウナに通うようになり、3年前にアルコールを一切やめてからはますますハマってしまった。
近所の日帰り温泉の回数券を購入し、週に2〜3回はサウナに通っていた。

しかし、このコロナ禍により緊急事態宣言が出された昨年4月以降、サウナに行くのを自粛している。
サウナでクラスターが発生したという事例を聞いたことはないけれど、換気の悪い密室で汗だくのおじさん達がノーマスクで会話しているのは正直怖い。

サウナに長期間行かないと禁断症状が出てくるように体調が悪くなり、一昨年起こした交通事故の影響もあって首の痛みから偏頭痛までおこる始末。
ネットで見たビニール傘を使って家でサウナ気分を楽しむ方法をマネしてみるも、あくまで“サウナ気分“であってイマイチだ。

半年間ほぼサウナに通うことがなく過ぎていったある日、風呂に入りながらふと思いついた。
「ホームサウナが欲しいなー」と。

ここ数年、家の敷地内に薪ストーブ式のサウナ小屋と水風呂を作ってサウナパーティーをやりたいという夢を持っていた。
しかし宝くじでも当たらない限り実現は無理な話。
家庭用サウナも数百万円というイメージで富裕層の特権だろうと思い込んでいた。
何しろ極小住宅の我が家では室内に設置スペースを確保するのも難しい。

そんな漠然とした夢の家庭用サウナをネットで検索してみると、意外にも省スペースに設置でき100万円前後で購入できる1人用家庭用サウナがあることを知った。
それでも高価なことには変わりないし電源も単相200Vが必要で現実的ではない。
もっと低価格で遠赤外線を使って発汗させるホームサウナもあるが、僕が入りたいのは100℃まで室温があがる昔ながらのフィンランド式サウナだ。

ネット検索を続けていくと2000年代初頭に作られたような少し古めかしいホームページを発見、“あつあつ君”という脱力してしまうネーミングの家庭用サウナに辿り着いた。

家庭用サウナ（あつあつ君）・ホームサウナ・業務用サウナの販売・施工：株式会社 ヘルシーサウナ

電源は100Vなので家庭用コンセントが使える上に、設置スペースも畳半畳ほどで場所を選ばずリビングにも置けるというあつあつ君。
何より価格は40万円弱〜、これなら我が家の金銭事情でもなんとか捻出することができそうだ。

唯一の不安はネットであつあつ君の情報を調べてみても購入者のレビュー記事をほぼ見つけることができなかったこと。
僕が人柱となるしかない。