対策に新型なし

 先日、定期診察のために病院へ行ってきました。ただでさえ、普段から人混みを避けているのに、インフルエンザが流行るこの時期に大きな街に出るのは気が引けるのですけれど、仕方ない。さらに、今回は新型コロナウイルス騒動の最中ですけれど仕方ない。

 そんな気持ちで朝一番のバスに乗ると、田舎ではあまり見慣れない黒いマスクの中国人らしき二人組が目に入ってきて、一瞬ウッとなったけれど、これも仕方ない。みんな事情があってここにいるんだからと、その前を通って一番奥の席へ。

 バスの次は電車。採血の時間に間に合わないのと、混雑を避けるためにいつも特急電車をご利用です。お金がかかりますけれど、これも仕方ない。快適だし。

 診察は無事終わり、家に帰ったのですけれど、院内でいくつか仕方ないでは済まされないこともありました。

 ある受付で並んでいたら、「熱のある中国人が関空で逃げたらしいよ。どうしてもUSJに行きたかったかららしい。何考えてるんかな。(怒)」との会話が聞こえてきたのです。これ、実際にはデマなんですけれど、普通に信じている人がいるのに驚きました。時代が変わろうと、うわさ話の恐ろしさは変わらないですね。。

 もうひとつは、トイレで病院スタッフらしき人と一緒になったときのこと。その人、“個室”で用を済ませたであろうあとに手を洗わずに出ていったのです。これに関しては、個室で何の用を済ませたのかは確認していませんし、当然病室に入る前とかには消毒をするので、手洗いなど要らないと言えば要らないのかも知れないですけれど、ちょっと「え!?立場ってものがあるでしょ。。」っと思いました。

 ちなみに一般的に駅や病院のトイレで手を洗わない男性は多いです。体感的には、3割~5割くらいかと。女性はどうなのでしょうか。ご報告お待ちしています。あと、個人的には、手を洗ってからジェットタオルでずっとウィーーーン!!してる人もなんとかして欲しいです。

 新型コロナウイルス騒動が始まってから、感染対策としてマスクをする人は以前よりも多くなったとは思うのですけれど、より実効性の高い手洗い(消毒)励行をしている人は増えていない感じがしています。それと、新型よりもよほど数の多い従来型のインフルエンザのワクチン接種をしている人も増えていない気がします。

 単純に患者を隔離すればいいって思っている人も少なくないみたいですし、自分が弱い立場になればなるほど、なんでもかんでも仕方ないで済ませない世の中になって欲しいなぁとつくづく思いますく。

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 ■私の闘病と移植体験まとめ

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