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8枚の『構成紙芝居』

新年おめでとうございます。2023年初BLOGです。

正月早々、家族でスラムダンクの映画を観に行きました。
子どもは、3Dモデルの進化について語りまくり、うちのダンナは、花道とゴリのプレイはNBAにそっくりな選手がいると語る。それをふんふんと聞いてました。

漫画を描くためにスクールで勉強中です

さて、わたしは今、コルクラボ・オンライン漫画スクールを受講中です。これからお正月にあった講評会の話をしたいと思います。

課題は、今から描こうとしている32ページ漫画の構成を要約し、フォーマットに沿って『8枚の紙芝居』を描くこと。

8枚の紙芝居

わたしが提出した課題をアップします。
『ショパン家の子どもたち』『エミリアの劇』をマンガ化したいと思ってます。

やってみた感想~画材について

映画に字幕のイメージで描きました。
この形式はとても好き。
子ども用の絵本を勉強してたので、紙芝居は親しみやすいです。

画材は水彩で描こうと強く思いました。
宮崎駿のイメージボードが大好きなのです。
アニメの前段階の、イメージが出てきたばっかり感のある、水彩着色の早描きスケッチが好き。

今後のことを考えるとデジタル作画の練習が必要と思いますが、紙の雑誌に掲載を考えなければ白黒である必要もないわけで。いちばん慣れた画材だし、水彩スケッチなら8枚は楽勝だと思う。

うん。ラフは水彩で描こう。
主流から離れるのを承知で、そう決めました。

やってみた感想~構成について

授業の流れで新しく加わった項目は、(5)のキャラ同士の葛藤と対立。この要素はぜんぜん考えてなかったです。たぶん、自分ひとりでプロットを作ったら抜けてしまう要素。新しく無理やりひねり出したので弱いですが、一応入れます。

ふと、絵の下に入れる言葉はなくてもいいと気付きました。
絵でわかるエピソードを言葉で補足する必要はない。この欄に書くのは要約なんだな。できるだけ1行に要約しよう。

他の人の評価(…を、勝手に想像する)

提出してから他の人の作品を見ると、漫画としての差に愕然。自分のは絵柄がまず漫画っぽくないし、ストーリーも、もっとシンプルなほうがいいような気が…。自信喪失しながら、もう1本作りました。

しかし、2本ともコミチでの評価は薄め。
つか、サムネで興味を惹かないというか、見てもらえないのかも?絵の問題以外にも、もっと他の人に共感というか、受けるテーマにしなくては、読んでもらえる作品にならないのでは?

いつもならこの辺でセルフボツなのですが、今回は提出してしまったので、どうしていいのかわからず、年末はぐるぐる回っていました。

他の人の評価(講評会)

正月に、コルクラボからお年玉と評して、講評会の動画が届きました。自分の作品はロクなもんじゃないモードになっていたので、すぐには見る気にはなれなかった。

2日後に見ました。
提出した全作品40前後を講評した1時間半の動画で、一作一作、ものすごく詳しく添削してくれてるのですよ。そこにまず驚き、感動しました。

私の紙芝居の評価は
■よく考えられている
■場面をいっぱい想像してから描いてるのがわかる。
■絵も綺麗だし、カラーなのもいい。
■この紙芝居から、僕はありありと場面を思い浮かべることができたので○です。

ひゃー!!🤯
ひゃーーーーーーーーーー!!!!!!

これじゃダメだ、こんなんじゃダメだーーーーーーー
!!!もっと漫画らしく!!!!もっと今風に!!!!とか思って、ぐるぐるしてたのはなんだったのか!!!!!!

他の人の講評に比べると時間はかなり短かった。でも最初に「いっぱい想像したんだね」って言われて嬉しかった。
とっても嬉しかった。苦労が吹っ飛んだ。ぐるぐるが止まる。


わかりました、これで行きます!!!!!(/・ω・)/


漫画に詳しい先生に前向き評価をいただいたので、悩みは捨てた。その後無事、ネーム作業に移ったのでございます。

講評会補足(全体への問いかけ)

■紙芝居を作るときは、本当に子供の前で発表できるところまで考えよう
■実際に頭の中でリハーサルしよう
■語りがあまりにも長いなどの欠点に気づこう
■どこをどう楽しませるか、把握しよう

8つの構成を考える課題についての感想

いま、8つの構成に沿って、エピソードを4ページずつに区切ってネームを描いてます。なぜ必要なのか理解できなかった(5)の葛藤・対立も、細部を詰めるうちに重要性に気づきました。

8項目×4ページはTwitter用だからですが、区切りとして良い分量だと思います。情報が多く、取捨選択に迷い横道にそれそうな時でも、全体の流れを押さえて、エピソードを書くことができそうです。

ゴールまでの地図を得た気分だぜ!!

構成の8要素は、壁とトイレに貼った。
迷ったらこの表を見て確認よう。

もう一つの気づき~声に出すということ

コルクラボの受講生有志がときどき行っているオンライン会議。話の内容がよくわからなくても参加するようにしています。作者が「なぜ描きたいか」「なにを描きたいか」を耳から入れ、自分でも少し話します。

長文を書いたり読んだりは疲れるが、会話で聴くのはあまり疲れない。なぜだろう??

「人前での発表をイメージしてみよう」という講評会全体アドバイスと、以前やった、絵本の企画発表会を思い出しました。

企画発表会は持ち時間5分のスライドとトーク。最初は、文章を読み上げてもつっかえてしまうので、いっそ暗記しようと、何回も何十回も声に出しました。自分の文章なので取捨選択し、言いたい分量と中身が整理され、こなれていくのを感じました。

試しに、これから作る漫画のセリフを全部声に出してみました。漫画のセリフは口語だし、一呼吸、一行ごとに間を空けることで、頭がクリアになる感じ。ゆっくりしゃべって、言いたいことが、自然に整理される感じ。

そのまま音声入力し、テキスト化してみました。
これはいいかもしれない。

いちばん言いたいこと、補足情報、言い換えバージョンなどを、どんどんしゃべって、箇条書きでテキスト化。キーボードより楽だ。
楽なら量を出せる。さんざんしゃべってから、PCでまとめ。
テキストデータなら、他のソフトでそのまま使える。クリスタも然り。時短かもしれないぞ。

なのでいま、家の中をうろうろ歩きながら、しゃべり入力しています。この文章もそうやって書いてます。
おススメです(#^^#)

今年の抱負

今度こそ、お話を作りたい。
なんとなくではなく、筋の通った必然のある話を。

それから、量産できるようになりたいです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
見守ってくださると嬉しいです。

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