#33 緊張型頭痛っていうのか!

いつからかは覚えていないが、私は外出すると高頻度で頭が締め付けられるような、少し重たいような痛みを感じることがあった。これは片頭痛なのかなと思ったりもしたが、片方がというより全体的な痛みだったためそれではないのかなと思っていた。また、片頭痛持ちの話を聞くと、寝込んでしまうというレベルのものであり、私の頭痛はそこまでの痛みではないのでさらに違うなと感じた。

最近、そういった頭痛を特に感じる機会があり、それが週1で開かれる研究室のゼミだ。席に座って他の人の発表をスライドと共に聞いていると頭が締め付けられてくる。ただ聞いているだけで少し疲れた気分になってしまうのだ。

寝込むほどではなく普通に生活できるほどの痛さなので、私が気にしすぎているだけで他のほとんどの人も同じような感じなのであろうと思い、わざわざ調べるほどのことでもないのだろうなといった印象を持ち、何もせずそのまま放っておく日々であった。

そんなんだったが、今日8時半くらいに起きてテレビをつけると頭痛に関して特集として取り上げられていた。朝食を食べながら見ると、代表的な頭痛として3種類の頭痛が挙げられていた。はじめの一つ目として有名な片頭痛が紹介されており、これは何度も聞いたことがあるなあと思った矢先、2つ目以降に紹介された頭痛は初耳であった。

その一つに「緊張型頭痛」というものがあり、興味があったため、朝食を食べ終わっても椅子に座ったままテレビの説明を見続けた。緊張型の特徴としては、肩こりや疲れからくる頭痛という風な感じで紹介されていた。それを聞いて、私の頭の痛みはこれかもしれないと思い、通学中の電車内で調べてみると、片頭痛ほど痛くはないが高頻度で発症するという内容でテレビでの説明による予感に近づいているのがわかった。

原因としては、身体的なものと精神的なものが書かれていた。身体的なものとしては、長時間のデスクワークなどで肩が硬くなり血流が悪くなることから生じるということだった。たしかに、ゼミ中はTeamsでパソコンを見ているからその通りだと感じた。精神的な理由としては、心理的な緊張状態が長時間続くと脳の痛みを調整する部分が機能不全を起こすことで生じるということで、生真面目な人や几帳面な性格の人が多いらしい。これについては、長距離通学の関係や人とコミュニケーションをとる関係が考えられる。とはいえ、通学を始めてから4年目になるため、流石に慣れたいものである。また、真面目なのかはわからないが、他の人より気にする性格なような気がする。

対策としては首のマッサージなど比較的簡単なものが複数挙げられていた。たしかに、風呂上がりにはリラックスして頭は軽くなっている気がしていたのでその通りだと思った。

日頃の痛みについて、偶然付けたテレビから知ることができてよかった。特に、自分の日頃感じている頭の痛みには名前があり、自分以外の人にも同様の痛みを抱えているというのが心の支えになった。

こうしたことに気が付けてハッとする思いであったが、依然頭の痛みは取れていない。

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