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ライター目線で見る情報の正確さの見分け方

こんにちは!
あなたのストーリーを文字にするwebライターのひはらです。

今日は情報の真偽の確かめ方についてのお話です。
特に文章を書くことを生業にしている者として、ライター目線から見分けるコツをお伝えしたいと思います。

情報が多すぎる時代

二日前の記事で、現在のインターネット上にあるページの数は世界中の砂浜にある砂つぶの数よりも多いことについて触れました。

そこからも分かるように現在は情報が多すぎる世の中です。
そのため情報の中には、真実、嘘、誤解など入り混じったものがあることは皆さん認識あるかと思います。

全くの嘘や誤解なら、誰の目にも見わけがつきやすいのですがそうではないグレーなものがあるので見る側を混乱させます。

情報に嘘と誤解に真実味を持たせる方法について

それでは、どのような形で嘘や誤解に対して真実味を持たせるのでしょうか。

以前、あるスパイ映画の中で「優秀なスパイは真実の中に少しだけ嘘を入れて世論を動かす」という趣旨の言葉がありました。
相手をわざとミスリードする秘訣はまさにここにあるんですね。

全くの嘘は、ロジックがおかしくなりすぐにバレてしまいます。
同じく完全な誤解は、聞いている側が疑問に思うのですぐにクリアにされてしまいます。

ところが真実の中に少しだけ嘘が入っていると、いかにも本当に見えてしまう。スパイ映画のエピソードはそんな人間心理を巧みについた作戦なんですね。

情報を取るときに大切なこと

それでは情報過多の時代で、どのようにすれば正しい情報を取ることができるのでしょうか。
答えは正しい情報だけを取り続けることは難しいと思います。

ニュースやSNS、うわさ話など日常的に触れることが多いですよね。
その全てがいちいち、本当かどうかをジャッジしているとそれだけで神経をすり減らしてしまいます。

そこで、情報発信をする立場から大切にしていることを三つお伝えしたいと思います。

情報の発信元から取ること
これは文章を書くうえでも一番大切なことの一つですね。
情報の発信をしているところは文責と言って、文章に対して責任があります。
間違った情報を流せば、批判をされたり場合によっては法律違反になるというリスクがあります。
そのため真実に近い内容の情報発信をしていると言えるでしょう。
ちなみにSNSなどのうわさ話の場合、それを発信している人ではなく当事者が情報の発信元になります。

想像を読み手に委ねる文章はイケてない
例えば「A部長が女性社員と夜の街に二人で消えていった」という文章だと、「これは不倫?浮気?」という想像が生まれてしまいます。

実はA部長と女性社員は、少人数の送別会に参加するために繁華街に行っていただけかもしれません。

このように敢えて最後まで書かないことで、相手に誤解を生じさせるということは簡単なのです。
先ほどの文章は読み手によって解釈が異なってしまうので、ライターの世界ではイケてない文章ということになります。

場合によっては修正の依頼がクライアントからきたりします。。。
このような表現を見た時は、誤解をわざと生じさせようとしているなと身構えた方が良いでしょう。

きっとその先にその情報発信で得する人の思惑があります。

自分の頭で考えること
最後に一番大切なのが、この自分の頭で考えるということです。

情報が多い分、取捨選択をするのは受け手側の義務なのかもしれません。
自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じた情報が一番正確だと思います。

ぜひご自身の感性で選択をしていくという癖をつけることがおすすめです。


今回は情報の受け手の仕事について、ライター目線からお話してみました。
僕自身、しっかりとした真実をまっすぐに伝えていくライターとして仕事をしていきます。

それでは、また。


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