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SDGs 持続可能な開発目標について、講演を実施いたしました 3

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

時代はSociety 5.0、「超スマート社会」へと進んでいます。

人類が誕生し、狩猟社会がスタートしました。
自然との共生です。紀元前1300年前、農耕社会へ、
移動する生活から定住へと文化が移り変わります。
18世紀末には産業革命です。蒸気機関車が発明され、
大量生産が可能になりました。時代は工業社会へと移り変わります。

そしてコンピューターの発明により情報社会へ、
膨大な情報を扱うことが可能になりました。
今後は、「サイバー空間(仮想空間)と
フィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、
経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」、
超スマート社会へと変化していきます。

私の暮らす山梨県は、農業、工業、情報など、
クロスファンクショナルに仕事が混在しています。
自然生態系のバランスを保つため、鹿や猪を狩猟している人もいます。
様々な職業に従事する方が混ざり合い、とても面白いです。

私は製造業に務めていた期間が長いため、
管理型の体制に長く携わりました。
工場では計画、規則、権威、安全に配慮した結果か、
縦型の指揮系統がしっかり機能しているところが多いです。
PDCAを回し、品質管理、原価管理、生産管理、人事管理等、
すべてにおいて管理という名の体制を構造化します。

管理=目標達成です。
目標が管理なので、社員は「ノルマ」を課せられます。
ノルマを課せられると、社員は受け身になり、
やらされてる感を抱くようになります。
上司と部下は達成結果ばかりを追求し、
弊害として心を病んでしまったり、離職率が高まります。
製造業の人材は流動化し、職人気質の高齢社員が多くなるためか、
SDGsなどの新しいものを受け入れようとはしません。
存在感が希薄になり、現在の日本経済は30年ほど停滞してしまっています。

SDGs「持続可能な開発目標」の取り組みは、
情報社会で暮らす私たちひとりひとりが、
「誰ひとり取り残さない」という理念を体制にしています。
存在感を高め、不安な社会を17のカラフルな色に塗り替えていく、
勇気や共感、自立する気持ちを示しています。

相互支援やポジティブな気持ち、創造性をもって内省と対話を繰り返し、
トップダウンではなくボトムアップ型、共働型で取り組む姿勢が重要です。

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何のためにSDGsが必要なのか。
なぜ先進国化から発展途上国に至るまで、共通した17の目標を定め、
2030年の期日を設定したのか。
会社であればひとりひとりに、目的を考える時間が必要です。

イメージが全てを創造します。
夢、目的、目標、希望が大切です。
2019年ラグビーワールドカップのように
「ONE TEAM」で取り組むことが重要なんです。
スポーツでできるのであれば、仕事でももちろん可能です。
目的、目標には、私的な有形と無形、
他社・社会への有形と無形があるんです。
今までは自己が中心になっていました。西洋的な自己啓発です。
SDGsは、社会・他者へ向けた目標です。
SDGs17の目標を、自分の目標として、自社の目標や理念、
目的へと相互に影響を与えるよう落とし込み、取り組んでみてください。

例えばスクラムヒューマンパワーでは、
理念に「自立」の言葉が出てきます。
人材を扱う、人と人をつなぐ仕事ですから、外国籍の方もいます。
彼らは発展途上国からやってきて、勇気をもって日本で働いています。

SDGs目標と、彼らの雇用創出から、
「貧困をなくそう」「質の高い教育」「働きがいも経済成長も」
「人も国も不平等をなくそう」「パートナーシップで目標を達成しよう」
といった目標を打ち立てることができます。

誰ひとり取り残さない
そう考え、不安を感じることなく、存在感を高め、
安心して日本で働く姿をイメージする。

それがSDGs目標達成なんです。
身近な目標からでも、できることからで構いません。

超スマート社会へ向けて、世界が同じ目標へ向かいます。
「One for all, All for one.
     ひとりはみんなのために みんなはひとりのために」
SDGsは、実現可能な目標なんです!


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