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「いい人材」を考える

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

「いい人材」とは、いったいどんな人なんでしょうか?
経験、知識、スキル、資格、学歴、企業規模・・・
バロメーターとなる要素は様々です。
「今度配属される部長は、上場企業で活躍していた素晴らしい方です!」
なんて鳴り物入りでやってくる人もいますよね。

しかし、その人が本当にその職場にとって最適な、
「いい人材」なんでしょうか?

これからの時代に必要な人材は、いったいどんな人なんでしょうか?
CLEARな人材が求められています!
透明な、汚れていない、澄んだ、晴れた、純粋な、清らかな、
健全なる精神、肉体、思考の持ち主です。

より良い自分になるために投資することができ、
自分を磨き、「特別な強み」のある人が求められています。
人間関係でもポジション思考を持ち、ネガティブになりがちな失敗談すら
スマイルで語れるような人が、「いいね!!」ではないでしょうか。

ポジション思考とは、目指すポジション、
すなわち役割を明確化して考えることです
「転職2.0」の著者であり、アメリカ・人材系ビジネスの
最前線企業・リンクトイン日本代表の村上臣氏も語っています。

ラグビーのチームづくりで大切にしていたことは、
ファーストミーティングでした。
革新的なアイデア、新たな議題に向けた解決策、様々な視点での意見、
相違点から浮かび上がる創造的な価値、
そして選手が「主体、自主のスタンダード」であることです。

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選手間ミーティングではリーダーと選手の相違点を尊び、
自分と違った意見や見解を求めました。監督である私は参加しません。
しかし監督である私にも感情はありますので、
心が折れないよう、恐れを歓迎するようマインドセットして挑みました。
リーダー、選手の共通の目的を見出したい。
効果性の高い人はそれを受け容れ、感謝の気持ちで尊びます。

相違点を受け容れるため、
選手間ミーティングの前にはいつも以下のような自問自答をしていました。
「自分にはない相手の良い点はなにか?」
「相違点を尊んでいることを選手に示すため何をする?」
「その経験から学ぶものは何?」
「相違点を尊ぶことにより、
   その後の選手への接し方にどんな影響がある?」

スティーブン・ゴアは、
「2人の人が同じ意見を持っているとすれば、そのうちの1人は余分である」
と語っています。
決まった人しか発言しない会議はほとんどが無駄ですし、
部下に考えさせず自分の考えを押し付ける上司は
いい上司とは言えないでしょう。

これからの人材育成では、答えのない意見を自由にできる環境です。
わかりやすく表現するなら、
答えは無限にあるのだと言い換えてみましょう!
相乗効果を生み出す人材を発掘し、
高い効果を発揮できるチームを作りましょう!

高学歴であるとか、有名企業出身であるとかは、さほど影響は在りません。
変化を期待して人材を採用したなら、
相乗効果を高めるワークショップへ参加してみませんか?

スクラムヒューマンパワーでは、
そんな相乗効果を発揮するセミナーや講座を企画しています。
これはオンラインでは学べません!
コロナ禍の影響の少ない山梨の森林で開催します。

相乗効果を発揮できる人材を採用し、育成していきましょう!


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