親子トーク 「自分で考え、自分で行動する ~講師親子の育児のお話~」
10月1日(土)
あちこちで様々なイベントや運動会、新人戦など行われ、行事満載!という秋の日(暑い!)に、私たち親子は豊橋市教育委員会(生涯学習課)主催の子育ての講座でお話させてもらいました。
会場はアイプラザ豊橋の小ホール。
*市のために補足しておくと、感染対策に気を配ってくださっていて、講師と観客との距離を空けて、みなさんも写真の時以外はマスクをしていました。
始まる前、一番に来てくださったのは、長男の高校同級生(野球部のエースで四番!だった)Yくんのお母さん。
Yくんのお母さんとお話できたのは、高校の卒業式だったんだけど、長男が中学の頃から私たち親子の存在を知ってくれていて、私や長男のインスタをフォローしてくれてるおかげで、お互いのあの頃や今の話が瞬時にできて、瞬時に一緒に泣き合えて良かった。
長男にとって野球部の子たちは特別な存在で、私も最後の夏の大会が平日に延期された時に、行けない長男に言われて豊田の球場まで一人で電車を乗り継いで観に行っておいて(本音で行きたくて行って)、良かったなあと、時が経つと一層思います。
長男の話の前に私がお伝えしたこと(導入時のパワポで示したこと)。
<昨夜初めて、長男作成のパワーポイントを見たら、
「親の理想と、子どもに伝わっている現実との違い」
にショックを受けました。
親が記憶していることと、子どもが記憶していること(お互いが今、心に残していること)の違いにも・・・
人生の中で20歳という最もトガっている時期の話として温かく受けとめてもらえるとありがたいです。>
パワーポイントの画像よりいくつか・・・
多いようですが、長男分と私分合わせて全部で78枚あるうちの一部で、
足を運んでくださった方を優遇したいし、私として公開が問題ないと考える範囲のものです。
この後で、長男のパワーポイントが30枚近くあったけど、長男の著作権なので控えます。
45分も、彼なりにいろいろな体験や思い、教育に関して思うことを、笑いを交えて話しました。
オヤジとのバトルネタ込みの中学時代は控えます(笑)
私の講座は私小説やドキュメンタリー的な、体験をまとめた部分と、私なりに情報収集や研究を重ねた「自己肯定感」などのレクチャー部分とあります。
レクチャー的な部分は私自身の著作権の保護のために公開は控えています。
テレビのADをやっていたこともあり、パワーポイントの作り方や講座全体が「バラエティーみたいだった」と言ってもらえたことがあって(*バラエティーの担当経験はないけど)、うれしかったです。
「専門家や講師による(真面目そうな)子育てのお話」というよりは、「芸人的なぶっちゃけトーク」です。
肩ひじ張るような講座ではなく、わかりやすく楽しく伝えること(伝わること)、みなさんが少しでも解放された気持ちになってくれることを目指しています。
長男と二人で出かけた和歌山への旅で、たまたま1年前、長男がバイクで走った海岸線(厳密に言えば伊良湖岬まで~フェリー~三重から和歌山)を長男運転の車でたどりました。
そのおかげで、長男が1人で目指した距離や時間を体感でき、結果、彼のタフさや根性を実感し、心配よりも、信頼するしかないな、と感心も観念もしました。
「子どもを信じる」ことを理想としながらも、なかなか根っからはできずにいたけれど、この体験から、また一つの子育ての節目を感じました。
今回は、冒頭15分、長男30分、私30分、質疑応答15分くらいの予定でしたが、長男が予想以上にしっかりパワポを作って来て、始まる直前にも足していて、私の講座は今後もあるけど、長男との親子トークは3回目の今回で区切りだったので、長男に話したいだけ話してもらいました。その分私は駆け足になり、質疑応答も終了後となってしまい申し訳なかったです。
長男の話は、20歳の学生が目上の方々にお伝えする内容としては上出来だったと思います。私たち夫婦へのダメ出し炸裂でお恥ずかしかったけど、
冒頭で書いたように、「親の理想と子どもに伝わる現実の違い」「親と子の記憶として残っていることの違い」が分かって、私自身も興味深かったし、深く届いてくれた(我が身を反省するように)方々も多かったです。
偶然長男と同じ大学出身の素敵なご夫妻(本当に素敵、今日も素敵だった)が差し入れてくれたパンと、ハード系はペンちゃんからのイルバルバ(食べてみたかった)のパン♪
今は、夏でもおさまらなかったコロナのせいもあって、子育ての講座への参加者が減っているそうで、この講座も開催の週の月曜日の段階では、12人だけのお申し込みでした。人数が少なくてもお一人お一人へのカウンセリングなどができれば良いので気にならないけど、その後、締め切り直前に申し込んでくれた方や、私が知って慌てて添えた「今回で親子トークは市の講座としては最後」ということから、一気にお申し込みが増えて、名簿の段階で40名、さらに、当日参加をOKとしてくれたおかげで、最終的には50人を超える方々が来てくださいました。
昨年も来てくださった長男の小学校時代の恩師の先生や、中には諸事情的に私からお誘いするのを控えたお友達や、体調や予定次第としていたお友達も複数(お母さんたち、女性たち急がしいし、繊細)来てくれて、感激でした。
尾張旭や岡崎からも‼️
そして、8月末に石巻地区市民館での私単独の講座「人生や子育てが楽になる俯瞰的視点のススメ」に来てくださった方の中から、私が気づいただけでも4人の方が親子トークにも足を運んでくれました。その上、ダンナさんを連れてきてくれた方、ダンナさんとお子さんを連れてきてくれた方もいて、ご自身の家族にも聞いてもらいたいと思ってもらえたことや、その気持ちを想像すると涙が出ました(前回ご夫婦で来てくださった~~さんも発見しましたよ!)。
反響も大きくて、メッセージや写真も続々で、ありがたいです。
順番にゆっくりご返事します。
今まで何十回と講座や講演をやってきたけど、その都度パワーポイントを練り直し、一つとして同じものはありません。
主催者、参加者も異なるし、私や息子そのものも、内容も変化し、今日の講座は今日しかないものになります。
そのライヴ感や一期一会感が大好きです。
親子トークは3年でしたが(同様の講座は同一主催者で3回までという規定で)、長男が成長を重ね、その時の彼でしかあり得ない話をしてくれたので、貴重だったし、その場に立ち会ってくださったみなさま、本当にありがとうございました。特に今回は、エッジとエッジのぶつかり合いや融合という感じで、親も子も、親子関係も変化していく中で、今しかあり得ない場になったと思います。
邪推されても嫌なのでありのまま書くと、市の講座(私が携わっているもの)の報酬は1万円だけで(その上税金も引かれて)、準備にかける時間を思うとご奉仕の部類です。
それでも毎回、満足感や幸福感が自分にも強く、私たちの歩みや考えを聴きに集ってもらえたことへの感謝でいっぱいです。
何か少しでも日々の育児や生活に役立ててもらえたらうれしいです。
子どもと過ごせるかけがえのない時間を、たいへんでもどうか大切にしてください。
お友達や過去の講座の参加者さん、私からお声をかけて来てくださった方など、お見かけしつつもこちらからすべての方に個別にお礼を言えなくてすみませんでした。
久々の方はマスクでお顔がわからなかったり、逆に初対面なのにお顔が見えなくて知り合い風に会釈してしまったり、いろいろと行き届かなかった点ごめんなさい。
お話できなかった方、質問があると牧野さんに伝えてくれたけど、電話が入りお帰りになられた方、良かったら、どこかにコメント残してくださいね。
すべてのみなさま、ありがとうございました。
【追記】長男偏重みたいになると添えたくなるけど、この日は高3の次男が模試で、朝から次男のためのお弁当を作り、帰宅後も次男の好物のハンバーグ(リュウジのバズレシピより)を用意し、模試の後、友達と気晴らしにバッティングセンターに行ってきた次男を待って、いただいたパンとともに出しました。この文章も記録としてしっかり書きたくて、家事の合間に書き足し書き足ししました。私は、育児の仕上げの時期をがんばります。
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