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講座のお知らせと、男兄弟に囲まれて

facebookやインスタでお知らせした10月1日の講座の補足を書くつもりが、長くなったので、note用に書き直します。

そんなわけで、まずはチラシ画像を・・・


こちら、小学生向けの講座となっていて、小学生には託児代わりの工作教室があるけど、それより小さいお子さんや大きなお子さんの保護者で参加を希望する方が来やすいように、教育委員会の担当の方に子連れ参加(子どもの有無に関わらず、老若男女幅広い参加)もOKにしてほしいと伝えたところ、こんなご返事でした。

<最近の講座は、新型コロナウイルスの感染が子どもにまで拡大していることから、子育て世代の受講者は本当に少ないと感じます。

会場が小ホールですので、子連れでの受講は大歓迎にします。>

ということで、内容としては小学生の保護者を意識して準備しますが、親子トークという特殊な形態でもあるので、大人も子どもも、興味のある方はぜひいらしてください。

小ホールの後ろの方にスペースがあるので、マットやおもちゃや絵本を持ち込みでいいし、同時に、受講される方に迷惑にならないように配慮をお願いします。

子育てのエピソードとともに紹介したくなった画像を三つ。

7月に長男が富士山の山頂で撮ったご来光
息子によって見せてもらえる未知の風景が増えていくなあと。


今朝のLINEのやり取り(富山県辺りの山にいる様子)
昨年の日本一周の旅で知り合った京都の大学のワンダーフォーゲル部の女子たちと(笑)

今年2月、長男が高知大学を受験する友達の親御さんに頼まれて、高知空港から大学までのレンタカーの運転手を引き受け、試験の待ち時間の間に遊んだ小学生の子どもたちとの写真を私に送ってきた時のLINE

去年のバイクでの日本一周(野宿続き)の時に「冒険家の親ってこんな気持ちなのかなあ」と思い、逃れようのない心配のやり過ごし方を学ばされたけど、今年も変わらず、8月末の大きな奉仕の話を含めて、心配は尽きない。

屋根のある乗り物で、屋根のある場所に泊まると約束されていたら違うだろうけど、日本中の天候に左右されるし、我が子がそういう旅をしなければ感じることのない気持ちだった。

とはいえ私も、例えばミュンヘンで知り合った日本料理店に出入りしていた業者の男性(1回会っただけ)にお願いしてギリシャのマグロ問屋を紹介してもらい、ホームステイさせてもらった(テッサロニキ空港からバスで3時間のカヴァラという港町で)・・・みたいな旅を重ねていたので、仕方がない。

妹が2年住んでいたミュンヘンに転がり込んでの旅だったけど、1週間だけやってきて、一緒にフランスやイタリアを旅した母が、
「あんたたちがやりたいことを反対せずにやらせてきたおかげで(心配でも海外へ出して)、カヨ(妹)のドイツ語の通訳とマサヨ(私)の英語の通訳で旅行できて、良かった」
と、笑顔で言ったことを思い出す。

長男も本当は海外に行きたいだろうに、日本をあちこち観察&体感している。

上記の、高知で知り合って遊んできた小学生たちは、かわいらしいけれど、貧しい生活だったようで、呼び捨てで慕われながら、子どもたちから漂う寂しさを感じ取ってきた(後日、教育や政治について、泣きながら語り合った)。

私が若い時の旅が忘れられないように、長男もいっぱい何かを感じて欲しい。

受験勉強をがんばっている次男のことも、リスペクトしながら応援しています。

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↑ここまで↑ 昼間のうちに書いてあった分に加筆したもので、以下は夜の記録。

今日は夫の誕生日で、次男と相談して夕食を外食にした(私のおごり)。
よくしゃべる長男がいないと、移動もレストランでも、静か~~なもので、果たしてこんな誕生日で良かったのかな、と思った。

ところが、食事を終えて、夫が「ごちそうさまでした」と満足そうに言い、帰りの車の中で(私が運転で、後部座席に夫と次男)、ワインで饒舌になった夫が、車やバイクについて、長男と夫のマニュアル車好きの話を次男にしていた。

夫も大学時代に高校の時からの男友達と山道でマニュアル車を運転して楽しんでいたことや、学生時代に「徹底的に何かすること」の大切さ、みたいな話。
夫の話は極端なので、本人は天然でも、次男も私も思わず笑ってしまう。

次男が先週体調を崩した時(コロナは陰性で胃腸風邪)に、夫と私のコロナに対する考え方を「両極端ですからね」と表現したのが妙におもしろかったんだけど(夫はいわゆる大企業所属(いかにも日本社会)で私はまるっきりフリーという環境もある)、我が家は4人がみんな個性が強いと思う。

その源流には、確かに夫のおかしさ(変わってる)もあるなあと、私は車を運転しながら改めて思っていた。
夫は男二人兄弟の次男で、兄とは不仲だった(今は大丈夫)。
数少ない親しい友達は、見事に男兄弟が多くて(年末に毎年飲みに来てくれるような高校時代からの友達は、男の1人っ子、男2人兄弟、男3人兄弟という感じ)、広く観察していても、きょうだいの中に女が入らない男ばかりの兄弟って、「男度」みたいなのが強まる気がする。
もちろんこれは良し悪しあるけど、私には合っている。

私は女・女・男の3人きょうだいで育っているけど、大学以降は男に囲まれて過ごしてきたというか、女友達も多いけど、男友達と気が合う。自分自身が男っぽいというか個性が強いので、男のとんでもなさを許容できたり、引かずにおもしろがれるんだと思う。

何が言いたいかというと、豪快な長男のことを心配しながらも、私たち夫婦のもとに、生まれるべくして、育つべくして育ったんだろうなと思う。
長男と思えば次男はおとなしいようにも感じるけれど、高校ではじゅうぶんやんちゃな方に感じるし、今は受験勉強で抑圧されているけれど、オヤジが言った通り、大学で遊びでも勉強でも、「徹底的に何か」して欲しいなあって思う。

若い頃の思い出は、その後の人生を温めてくれるから。

講座のお知らせから、記録したくなった、夫の誕生日のひとときでした。
味気ないかな、って思ったけれど、帰りの車の会話だけで満足できた。
なんとなく、我が家はそんな毎日だなあと。
仲良し、円満家族じゃないけれど、時折、最高におもしろい瞬間があって、それでいいのかな、この家族で良かったな(涙じんわり)って思うんだよね。






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